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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』ダニエル・クレイグ15年の軌跡を振り返る特別映像 ─ 過去4作の名カットと共に

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
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『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が2021年10月1日(金)に全国公開となる。これに先がけて、6代目ジェームズ・ボンドとしてダニエル・クレイグが2006年の『007/カジノ・ロワイヤル』 から辿った軌跡を振り返るキャラクターの魅力が詰まった特別映像が公開された

「ボンド、ジェームズ・ボンド」というお決まりのセリフで登場したのは、『カジノ・ロワイヤル』 から本作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』まで、5作に渡ってボンドを演じてきたダニエル・クレイグだ。映像では過去の名カットと共に、世界で最も有名なスパイとして彼が辿った道のりが綴られている。

ボンドを取り巻くキャラクターの紹介パートでは、『007 スカイフォール』(2012)で見事な銃撃戦を披露したボンドに対して「驚きの連続です」と眉をひそめる同僚のマネーペニー(ナオミ・ハリス)が登場。ボンドは鼻で笑い軽くあしらうも、信頼に溢れた二人の関係性が見て取れるシーンだ。

その次は、『スカイフォール』で悲劇の死を遂げた、ボンドのかつての上司であるM(ジュディ・デンチ)。若きボンドに「手がかりを片っ端から殺さないで」と、手を焼いている様子がうかがえるが、ボンドは攻撃の手を緩めない。また、秘密兵器開発の天才Q(ベン・ウィショー)も登場。ナショナル・ギャラリーにてボンドと初めて出会うシーンで、幾度となくボンドを危機から救うことになる掌紋認証センサー付きの小型銃を受け渡す。ここでもボンドが満足げに頬を緩める表情が映し出され、友好な関係が続いていくことを予感させる。

脇を固めるキャラクター同様、本シリーズの重要アイテムであるボンドの愛車、アストンマーティンもフィーチャーされている。ボンドが敵の追跡を逃れるために、大胆に火を吹き追撃するド派手なシーン。カーアクション、バイクアクションを華麗なハンドルさばきで魅せ、怪我を負いながらも平然と列車に飛び降りるその姿は、世界中のボンドファンを魅了している。

そんなボンドとかつて死闘を繰り広げた宿敵スペクターの面々も。『カジノ・ロワイヤル』のル・シッフル(マッツ・ミケルセン)、『007/慰めの報酬』(2008)のグリーン(マチュー・アマルリック)、そして『スカイフォール』のシルヴァ(ハビエル・バルデム)だ。その組織を率いるのは、ボンドとは因縁の関係であるエルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)。Mや、ボンドが愛した女性ヴェスパー・リンド、全てを奪った男への恨みが最高潮に高まり、ボンドは新たに就任したM(レイフ・ファインズ)に「復帰できるか」と問われ、「喜んで」と返答している。

シーンはいよいよシリーズ最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』へ。牢獄から不敵な笑みを浮かべ、「ジェームズ」と語りかけるブロフェルド。「共通の敵が現れた」とのナレーションと共に振り返った仮面の男、サフィン(ラミ・マレック)。「殺しのライセンス、暴力に満ちた過去、まるで自分をみているようだ」とつぶやき、氷に閉ざされた湖面で銃を手にする。ボンドを乗せてグライダーを操縦する女性エージェントのノーミ(ラシャーナ・リンチ)の姿も。サフィンを見つめるマドレーヌ(レア・セドゥ)が涙する理由も気になる。

イタリアはマテラの世界遺産やノルウェー、ジャマイカなど、世界を舞台にロケを敢行し、陸・海・空で繰り広げられる迫力満点の『ノー・タイム・トゥ・ダイ』。ダニエル・ボンド最後の作品としてのストーリーに期待が高まる。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2021年10月1日(金)全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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