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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』爆薬量の多さでギネス世界記録に認定されていた ─ ダニエル・クレイグ版では3度目

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
Credit: Nicola Dove © 2019 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

ダニエル・クレイグ最後の『007』シリーズ『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、ギネス世界記録に認定されていたことがわかった。ダニエル版シリーズでは、『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)『007 スペクター』(2015)に続く3度目のギネス記録更新となる。

このたび『007』シリーズの米公式YouTubeチャンネルは、特殊効果スーパーバイザーのクリス・コーボールドがギネス認定までの経緯を説明する動画を投稿。『ノー・タイム・トゥ・ダイ』が更新したギネス記録は、「映画の1テイク内の爆発で使用された史上最大の爆薬量」において。『007 カジノ・ロワイヤル』では「自動車の横転における最大回転数」、前作『007 スペクター』では「映画史上最大の爆破シーン」としてそれぞれギネス認定されているが、今回はまた別のカテゴリーで更新した。

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『ノー・タイム・トゥ・ダイ』がギネス記録に認定されたのは、2019年10月8日。英イングランドのソールズベリー平原で行われた撮影時だ。コーボールドによれば、ギネス記録挑戦のきっかけとなったのは、爆発シーンに携わった企業Event Horizonから『007 スペクター』で認定されたものとは別のカテゴリーが存在することを教えてもらったことだという。

「映画の1テイク内の爆発で使用された史上最大の爆薬量」の当時の記録は、65キログラム。一方『ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、136.4キログラムの爆薬量が用いられ、倍以上の差をつけて記録を更新した。これを説明するコーボールドの表情は誇らしげだ。

説明によると、記録を更新した爆発は、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』のラストシーンのために実施されたもので、特殊効果を用いて劇中に挿入されたという。0:54〜が、劇中の該当シーンだろう。およそ16年間に渡ってジェームズ・ボンド役を全うしたダニエル・クレイグも、文字通りド派手に有終の美を飾ることとなった。

Source: Guinness World Records(1,2),007.com

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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