THE RIVER夕刊号では、その日の記事にはあげられなかったけれど注目しておきたいニュースや話題をまとめてお届け。2021年7月28日のトピックはこちら！

ベネディクト・カンバーバッチ主演、ジェーン・カンピオン新作より場面写真公開

ベネディクト・カンバーバッチ主演、『ピアノ・レッスン』（1993）などのジェーン・カンピオンによる『パワー・オブ・ザ・ドッグ（原題）』より場面写真が公開された。牧場主フィル・バーバンク（カンバーバッチ）は、カリスマ的存在でありながらも、周囲の人々に恐怖と畏怖を与えるような人物。弟が家に連れてきた新妻とその息子を苦しめるが、次第に人を愛することへの可能性が芽生えていくという筋書きだ。ヴェネツィア国際映画祭（2021年9月1日〜11日開催）、コンペティション部門にてお披露目された後、Netflixにて世界配信される予定だ。配信日は不明。

米ブラムハウス、WWE会長のステロイド裁判描くドラマを製作へ

『ゲット・アウト』（2017）や『パラノーマル・アクティビティ』シリーズなど、数々のホラー作品を手掛ける米ブラムハウス・プロダクションズが、米プロレス協会WWEの会長を務めるビンス・マクマホンのステロイド裁判を題材にしたドラマシリーズを製作する。タイトルは「The United States of America vs. Vince McMahon（原題）」。マクマホンは、違法薬物に指定されているステロイド（筋肉増強剤）の所持、販売などの罪で、1994年にニューヨーク州東地区検察当局より告訴されている。10日以上の裁判でマクマホン側は容疑を否定し続け、最終的に無罪判決が下った。本シリーズでは、マクマホンも製作総指揮として参加し、当時の様子が再現されることになる。

Source:Variety

ウィル・スミス×『デッドプール2』監督の新作スリラー、Netflixが獲得

ウィル・スミス主演、『デッドプール2』（2018）『ワイルド・スピード／スーパーコンボ』（2019）のデヴィッド・リーチ監督によるアクション・スリラー『Fast & Loose（原題）』の配給権を、Netflixが獲得した。記憶喪失で目覚めた男が、犯罪組織のボスと、さえないCIA潜入捜査官としてのふたつの自分の記憶に気付くという物語。脚本は『MEG ザ・モンスター』（2018）のジョン＆エリック・ホーバー。

Source:Deadline

スピルバーグの半自伝映画に新キャスト4名

スティーブン・スピルバーグ監督の幼少期に着想を得た新作映画に、『インデペンデンス・デイ』（1996）ジャド・ハーシュ、「ナチ・ハンターズ』（2020-）ジーニー・バーリン、「アメリカン・ホラー・ストーリー」（2013）ロビン・バートレット、「Veep/ヴィープ」（2012-2019）ジョナサン・ハダリーが出演する。ワーキングタイトルは『The Fabelmans』。スピルバーグ監督が過ごした幼少時代を基にした作品になるようで、ひとりの少年の幼児期から10代に渡る物語に焦点が当てられる。主人公の少年役は、『ザ・プレデター』（2018）ゲイブ・ラブレが演じるほか、母親役でミシェル・ウィリアムズ、父親役でポール・ダノ、叔父役でセス・ローゲンが名を連ねている。2022年米公開予定。

Source:Variety