「24 -TWENTY FOUR-」復活の兆し、ジャック・バウアー登場の新作が企画検討中

伝説的な海外ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」に復活の兆しだ。米Deadlineによれば、20世紀フォックスTVに新企画の検討があるという。
既に、ドラマ「レジデント 型破りな天才研修医」製作総指揮のトッド・ハーサンがアサイン済み。オリジナル版を手掛けたハワード・ゴードンは「フォックスは確実にやりたがっているし、話し合いもしている」と証言している。それも、「大きなタイトルの作品なので、やる価値がなければやりません。ただ作るだけではいけないんです。適正なストーリーがなければ」との気合いの入りよう。米FOXエンターテイメントのマイケル・ソーン社長も「ただ新シーズンをやるのではなく、特別で、やる価値があるものを」と語る。
言わずもがな「24 -TWENTY FOUR-」といえば、キーファー・サザーランド演じる連邦捜査官ジャック・バウアーが肝。Deadlineが掴んだ情報によれば、キーファーほか重要なキャストを復帰させる方向で考えているという。
米FOXエンターテイメントのマイケル・ソーン社長も「現時点でアナウンスできるものはありませんが、また『24 -TWENTY FOUR-』が出来るならば、喜んでやりたい」と語っているように、企画はごく初期段階にある。ただし、ハワードは今後2ヶ月以内に何らかの発表を行うつもりであることを示唆している。
全ての出来事がリアルタイムで進行するサスペンス「24 -TWENTY FOUR-」は、2001年から2014年にかけて全9シーズンが製作された大人気シリーズ。日本でも本作レンタルビデオが人気を呼び、2000年代海外ドラマブームの火付け役ともなった。スピンオフ作品としては、2017年より「24: Legacy」が米放送、ジャック・バウアーの登場しない物語を描いている。
なお「24 -TWENTY FOUR-」からは、ジャック・バウアーの若き日を描く前日譚シリーズと、“リアルタイム展開”を活かした法廷サスペンスの、2つのスピンオフ企画が中止となっていたことが明らかになっていた。
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Source:Deadline