ティモシー・シャラメがラップ、謎ラッパーEsDeeKid「4 Raws」MVでの姿が話題に

イギリス人ラッパー、EsDeeKidが2025年6月にドロップしたトラック「4 Raws」をリミックスしたミュージックビデオが話題となっている。『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズのティモシー・シャラメがラッパーとして加わり、ビデオにも出演しているのだ。
シャラメはXやInstagramなどSNSアカウントにて「4 Raws Remix」のミュージックビデオをシェア。ベースとシンセサイザーが響く中、EsDeeKidがラップを繰り広げると、EsDeeKidと同じように顔をバンダナで覆ったシャラメが登場。フードを外したシャラメがキレの良いラップを披露する。
“It’s Timothée Chalamet chillin’, tryin’ to stack $100 million / Girl got a billion / What the fuck, what a wonderful feeling(ティモシー・シャラメがチルってる、1億ドル稼ごうとしてる 彼女は10億持ってる なんてこった なんて素敵な気分だ)”と韻を踏みながら、間もなく米公開を迎える最新作『Marty Supreme(邦題:マーティ・シュプリーム 世界をつかめ)』のタイトルを繰り返す。
イギリス・リヴァプール出身のEsDeeKidは、本名や年齢などを一切明かさず、公の場で演奏する際は常にバラクラバなどで顔を覆っている。ミステリアスな存在として注目を集めていたが、ファンや動画クリエイターの間では、実はシャラメの分身なのではという憶測が広がっていた。
@gothauntie0 The mystery of the century #timotheechalamet #esdeekid #fakemink #ukdrill ♬ Gnossienne no. 1 – Romi Kopelman
EsDeeKidの正体はシャラメなのではないかという憶測は、シャラメ本人にも届いている。ラジオ番組出演時に番組パーソナリティから「EsDeeKidはあなたなんじゃないかと言われているけど、本当ですか?」「目が似てますよね」と問われると「それについてはノーコメントです。時が来れば、すべて明らかになります」と濁している。
『君の名前で僕を呼んで』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』など、きらきらとした印象も強いが、ラップ・ミュージックやストリート・カルチャーにも大きく馴染みのあるシャラメ。高校時代には「Lil Timmy Tim(リル・ティミー・ティム)」としてラップソングを披露したほか、Saturday Night Liveのスキットでは、コメディアンのピート・デヴィッドソンとラップ・デュオ役を演じた。キッド・カディが監督したミュージカル・アニメ『Entergalactic』でアフレコを務め、『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』ではタイラー・ザ・クリエイターと共演するなど、現役のラッパーたちとも親交が深い。『マーティ・シュプリーム』のプロモーションで着用しているオーバーサイズのフーディーやトラックスーツからもヒップホップのエッセンスが感じられる。
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さらに『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』や『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で魅せた歌声からも、シャラメがミュージシャンとしても秀でているのはファンがよく知るところ。実はEsDeeKid名義で活動していたのではとの説は、この度の共演によって否定されることとなった。
ティモシー・シャラメ主演『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』は2025年12月25日米公開。日本国内では2026年3月13日より劇場公開。
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Source:YouTube



























