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痛快?トラウマ?『T2 トレインスポッティング』を観る前に楽しみたい、おすすめ”ヤク中映画”5選

いよいよ4月8日に上映が迫った『T2 トレインスポッティング』。

『トレインスポッティング』の映画のジャンルは?と聞かれるとなんと答えたらいいか少し迷わないだろうか?
青春ストーリー?間違ってはいないが少々ジャンキーすぎる。おしゃれ系映画?確かにおしゃれだが、決して『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』『シェルブールの恋人』のようなきれいなファッショナブルさではない。「サブカル映画の金字塔」とよく言われるが、うーん、サブカル映画ってそもそもなんだ?

そこで勝手に、『トレインスポッティング』といえばドラッグということで、”ヤク中映画”とでも名付けることにしよう。

ドラッグはもちろん「ダメ、絶対。」しかし映画の世界には、愛すべきヤク中たちが溢れている。
今回は『T2 トレインスポッティング』が待ちきれない方必見!コミカルな痛快青春ものからこっちまで中毒気分、トラウマ(?)覚悟の作品まで、”ヤク中”映画を5選ご紹介しよう。

『SPUN (スパン)』

http://www.imdb.com/title/tt0283003/mediaviewer/rm1034950656
http://www.imdb.com/title/tt0283003/mediaviewer/rm1034950656
ミッキー・ロークや故・ブリタニー・マーフィが出演する、ドラッグ中毒の若者たちを描いた作品だ。
主人公たちは皆どこまでも堕落しきっていて、下品で、めちゃくちゃだ。しかしそんなどうしようもない彼らだって青春したいし、恋もしたい!みな自業自得なのに、なぜか憎めない。

http://www.imdb.com/title/tt0283003/mediaviewer/rm2259138560
http://www.imdb.com/title/tt0283003/mediaviewer/rm2259138560
ポップなジャンキーさ加減は、トレスポと似たところがある『スパン』。美人なブリタニー・マーフィだがこういったラリった役が似合うし、とびきりかわいくてセクシーな所もポイントだ。暗い気持ちにならずにぶっ飛んだヤク中映画が観たい方は『スパン』を是非!DVDのメニュー画面からまずクレイジーでおしゃれなので、そこでもテンションが上がってしまう。

『Requiem for a dream(レクイエム・フォー・ドリーム)』

http://www.imdb.com/title/tt0180093/mediaviewer/rm3305703424
http://www.imdb.com/title/tt0180093/mediaviewer/rm3305703424
若きジャレッド・レト主演のヤク中映画、『レクイエム・フォー・ドリーム』。主人公4人がふとしたきっかけでドラッグにのめり込み、堕ちていく姿を描く。

経験したことがないはずなのに、まるで自分もその状況にいるかのような感覚。今までのトラウマや恐怖がフラッシュバックしてくるかのような、ゾッとする映画だ。ドラッグの恐ろしさを伝えるなら、この映画を観るのが1番早いのではないだろうか。

スピード感あるスタイリッシュな作品だが観終わったあとはかなり暗い気持ちになるので、ご注意を。堕落してもジャレッド・レトのブルーの瞳はどこまでも綺麗で、それがまた切ない!

『ENTER THE VOID(エンター・ザ・ボイド)』

http://www.imdb.com/title/tt1191111/mediaviewer/rm3264839680
http://www.imdb.com/title/tt1191111/mediaviewer/rm3264839680
鬼才ギャスパー・ノエ監督による、東京を舞台にした作品だ。死んだ主人公が魂だけとなり、残した妹を見守るという物語。”輪廻転生” や”生死観”、”性”ついて考えさせられる映画だが、そのサイケで過激な映像に心を持っていかれてしまう。

http://www.imdb.com/title/tt1191111/mediaviewer/rm2476441600
http://www.imdb.com/title/tt1191111/mediaviewer/rm2476441600
この『エンター・ザ・ボイド』の1番の見所は、死んだ主人公の目線で映される映像だろう。本当に空中浮遊しているかのようなふわふわとした映像は、幻覚や悪夢を見ているかのようだ。そしてネオンきらめく東京の街がまた寂しく、退廃的。1度観たら忘れられない作品になること間違いなしだ。オープニングがとてもスタイリッシュで格好いいので、ぜひ注目を!

Writer

Moeka Kotaki
Moeka Kotaki

フリーライター(1995生まれ/マグル)

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