ライアン・レイノルズの『6アンダーグラウンド』続編が製作されないのは「クリエイティブ的にうまく出来たと思えないから」 ─ Netflixプロデューサーがバッサリ
『デッドプール』のライアン・レイノルズ主演、『トランスフォーマー』シリーズなどの“破壊王”マイケル・ベイ監督によるアクション映画『6アンダーグラウンド』は、2019年のNetflixの目玉作品のひとつだった。世界中から選ばれた精鋭6人がミッションに挑む、大スケールの作品だ。マイケル・ベイ印のダイナミックな演出を、レイノルズが「マイケル・ベイ史上最もマイケル・ベイな映画」と表現して盛り上げたものだ。
『6アンダーグラウンド』は続編の余地があるようなラストを迎えていたが、残念ながらこれは実現しなさそうだ。1億5,000万ドルの製作予算が投じられた同作は、配信開始後4週で8,300万世帯再生というヒットを記録していたが……。
「クリエイティブ的にうまく出来たと思えないんです」と、Netflixオリジナル映画のプロデューサー、スコット・スタバーは米Varietyに明かしている。「なかなかのヒットではありましたが、結局のところ、再び戻るようなものを打ち立てた実感がないんです。キャラクターたちや世界観にも、そこまで深い愛着が沸かなくて」。
『6アンダーグラウンド』にはライアン・レイノルズのほか、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)ロジャー・テイラー役のベン・ハーディや『イングロリアス・バスターズ』(2009)メラニー・ロラン、『21ジャンプストリート』『グランド・イリュージョン』シリーズのデイヴ・フランコらが出演していた。レイノルズは2019年、続編があるなら「みんなやりたい。僕たちお互い、愛があるから」と答えていたものだが、皮肉なことにNetflixからの愛は受けられず、1作かぎりの活躍となってしまうようだ。
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Source:Variety