2019年(第91回)アカデミー賞ノミネート一覧 ─ 作品・俳優・監督・スタッフなど有力候補ぞくぞく

今年度も、いよいよ“一年に一度の祭典”がやってきた。
2019年2月24日(米国時間)、第91回アカデミー賞の授賞式が開催される。先がけること約1ヶ月、本日2019年1月22日に全ノミネート作品と候補者が一挙発表となった。「人気映画部門」の設立が大きな物議を醸し(結果として今回の開始は見送られた)、テレビ中継は一部収録放送となるなど、変化やその兆しを大いにはらんだ今年のオスカーはいったいどうなることか。お祭りの当日まで、ノミネート一覧を見つめながら結果をじっくり予想してほしい。
なお、全ノミネート発表のライブ配信を収めたアーカイブはこちらの映像でご覧いただくことができる。
2019年(第91回)アカデミー賞ノミネート一覧
作品賞
『アリー/ スター誕生』

『ブラック・クランズマン』

『ブラックパンサー』

『ボヘミアン・ラプソディ』

『女王陛下のお気に入り』

『グリーンブック』

『ROMA/ローマ』

『バイス』

主演女優賞
オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』
グレン・クローズ『天才作家の妻 40年目の真実』
レディー・ガガ『アリー/ スター誕生』
メリッサ・マッカーシー『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
ヤリッツァ・アパリシオ『ROMA/ローマ』
主演男優賞
クリスチャン・ベール『バイス』
ブラッドリー・クーパー『アリー/ スター誕生』
ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』
ヴィゴ・モーテンセン『グリーンブック』
ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』
助演女優賞
エイミー・アダムス『バイス』
マリナ・デ・タヴィラ『ROMA/ローマ』
レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』
エマ・ストーン『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ『女王陛下のお気に入り』
助演男優賞
マハーシャラ・アリ『グリーンブック』
アダム・ドライバー『ブラック・クランズマン』
サム・エリオット『アリー/ スター誕生』
リチャード・E・グラント『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
サム・ロックウェル『バイス』
監督賞
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』
ヨルゴス・ランティモス『女王陛下のお気に入り』
アダム・マッケイ『バイス』
スパイク・リー『ブラック・クランズマン』
パヴェウ・パヴリコフスキ『COLD WAR あの歌、2つの心』
脚本賞
デボラ・デイヴィス&トニー・マクナマラ『女王陛下のお気に入り』
ポール・シュレイダー『魂のゆくえ』
アダム・マッケイ『バイス』
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』
ニック・バレロンガほか『グリーンブック』
脚色賞
エリック・ロスほか『アリー/ スター誕生』
コーエン兄弟『バスターのバラード』
スパイク・リーほか『ブラック・クランズマン』
ニコール・ホロフセナー&ジェフ・ウィッティ『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
バリー・ジェンキンス『ビール・ストリートの恋人たち』
撮影賞
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』
マシュー・リバティーク『アリー/ スター誕生』
ロビー・ライアン『女王陛下のお気に入り』
キャレブ・デシャネル『Never Look Away(原題)』
ウカシュ・ジャル『COLD WAR あの歌、2つの心』
美術賞
ハナー・ビーチラー『ブラックパンサー』
フィオナ・クロンビー『女王陛下のお気に入り』
ネイサン・クロウリー『ファースト・マン』
ジョン・マイヤー『メリー・ポピンズ リターンズ』
エウジェニオ・カバイェロ『ROMA/ローマ』
衣装デザイン賞
ルース・E・カーター『ブラックパンサー』
サンディ・パウエル『女王陛下のお気に入り』
サンディ・パウエル『メリー・ポピンズ リターンズ』
アレクサンドラ・バーン『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
メアリー・ゾフレス『バスターのバラード』
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『Border(原題)』
『バイス』
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
作曲賞
テレンス・ブランチャード『ブラック・クランズマン』
ルドウィグ・ゴランソン『ブラックパンサー』
ニコラス・ブリテル『ビール・ストリートの恋人たち』
アレクサンドル・デスプラ『犬ヶ島』
マーク・シャイマン『メリー・ポピンズ リターンズ』
主題歌賞
「All The Stars」from『ブラックパンサー』
「I’ll Fight」from『RBG(原題)』
「The Place Where Lost Things Go」from『メリー・ポピンズ リターンズ』
「Shallow」from『アリー/ スター誕生』
「When A Cowboy Trades His Spurs For Wings」from『バスターのバラード』
編集賞
ヨルゴス・マヴロプサリディス『女王陛下のお気に入り』
ハンク・コーウィン『バイス』
ジョン・オットマン『ボヘミアン・ラプソディ』
バリー・アレクサンダー・ブラウン『ブラック・クランズマン』
パトリック・J・ドン・ヴィト『グリーンブック』
音響編集賞
『クワイエット・プレイス』
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ファースト・マン』
『ROMA/ローマ』
録音賞
『ブラックパンサー』
『アリー/ スター誕生』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ファースト・マン』
『ROMA/ローマ』
視覚効果賞
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
『ファースト・マン』
『レディ・プレイヤー1』
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
『プーと大人になった僕』
長編アニメーション賞
『インクレディブル・ファミリー』
『犬ヶ島』
『未来のミライ』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
『スパイダーマン:スパイダーバース』
外国語映画賞
『Capernaum(原題)』(レバノン)
『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド)
『ROMA/ローマ』(メキシコ)
『万引き家族』(日本)
『Never Look Away(原題)』(ドイツ)
長編ドキュメンタリー賞
『Free Solo(原題)』
『Hale County This Morning, This Evening(原題)』
『Minding The Gap(原題)』
『Of Fathers And Sons(原題)』
『RBG(原題)』
短編ドキュメンタリー賞
『Black Sheep(原題)』
『エンド・ゲーム:最期のあり方』
『Lifeboat(原題)』
『Period. End of Sentence(原題)』
『A Night At The Garden(原題)』
短編実写映画賞
『Detainment(原題)』
『Fauve(原題)』
『マルグリット』
『Mother(原題)』
『Skin(原題)』
短編アニメーション賞
『Bao』
『冲破天際 One Small Step(原題)』
『Weekends(原題)』
『Animal Behaviour(原題)』
『Late Afternoon(原題)』
第91回アカデミー賞授賞式は2019年2月24日(米国時間)に開催予定。