【スゴい】『怪物はささやく』アニマトロニクス&CGで動く「怪物」のメイキング映像解禁!新スパイダーマン、トム・ホランドも撮影に参加

“スペインのアカデミー賞”として名高いゴヤ賞で2017年度最多9部門を受賞した、映画『怪物はささやく』が2017年6月9日(金)に公開される。

本作の大きな見どころは、タイトルにもある、名優リーアム・ニーソンが声優を務めた「怪物」の存在だ。このたび待望の日本上陸に先がけて、その凝りに凝った造形のメイキング映像が解禁されている。

『怪物はささやく』ストーリー

12歳の少年コナー(ルイス・マクドゥーガル)は、難しい病を抱えた母親リジー(フェリシティ・ジョーンズ)と、教会の墓地が見える家に二人で暮らしていた。毎夜悪夢にうなされるコナーのもとに、ある日怪物がやって来てこう告げる。
「今から、私はお前に3つの【真実の物語】を話す。4つ目の物語は、お前が話せ」
しかも怪物は、コナーが隠している「真実」を語るよう迫るのだった。頑なに拒むコナーだったが、怪物はその日を境に夜ごと現れるようになる。こうして“物語”の幕は上がり……。

本作の原作は、イギリス史上初めてカーネギー賞とケイト・グリーナウェイ賞のW受賞を果たした同名小説『怪物はささやく』。映画化にあたっては原作者のパトリック・ネス自身が脚本を執筆、『永遠のこどもたち』『インポッシブル』のJ.A.バヨナが監督に起用された。バヨナ監督は『ジュラシック・ワールド』の続編にも抜擢された、現在もっとも注目を集めるクリエイターの一人である。

© 2016 APACHES ENTERTAINMENT, SL; TELECINCO CINEMA, SAU; A MONSTER CALLS, AIE; PELICULAS LA TRINI, SLU.All rights reserved.

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スタッフ渾身、リアルな「怪物」の造形を目撃せよ!

本作『怪物はささやく』の影の主役ともいえる存在、それが「イチイの木の怪物」だ。そのリアルな質感を再現すべく、スタッフは血の滲むような作業によって怪物を造形している。劇中に登場する怪物は、フルCGではなくアニマトロニクスという“実物”で動いているのだ。

バヨナ監督やスタッフは、製作の初期段階から怪物の実物を作りたいと考えていたという。今回公開された映像では、総勢40名の特殊メイクスタッフによって実物が製作される様子を見ることができる。胸から上、両腕のひじから下、右足とパーツごとに製作された怪物の身体は、スタッフですらホンモノかニセモノかの区別がつかなかったほど。映像には、リアルな木の質感をもった「怪物の手」がコナー役のルイスを掴む様子も収められている。

怪物はささやく

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もちろん全長12メートルにも及ぶ怪物の姿を、すべてアニマトロニクスで製作することはできない。実物では作りきれなかった部分、またその全身の動きをダイナミックに描き出すのはCGの仕事なのだ。怪物の動きは、声を担当したリーアム・ニーソン自身がモーションキャプチャーで演じている。数々の作品に出演する名優にとっても、その作業は大きなプレッシャーだったようだ。

「モーションキャプチャーを2週間使ったが、あれは難しい。多くのカメラと機械が私の骨組みを抜き出し、それが怪物の見た目に組み込まれる。だから私が最高の動きをしないとみんなが困ってしまうんだ」

こうしてスタッフとキャストが渾身の力を注ぎ込んだことで、本作『怪物はささやく』は、ゴヤ賞で美術賞・メイクアップ&ヘアスタイル賞・視覚効果賞を含む最多9部門を獲得している。その迫力ある映像の世界を、ぜひ大スクリーンで確かめてほしい。

“新スパイダーマン”トム・ホランドも「怪物」に協力!

ちなみに『怪物はささやく』の撮影には、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年8月11日公開)で“新スパイダーマン”としての本格デビューを飾るトム・ホランドも協力していた。ホランドはバヨナ監督が手がけた『インポッシブル』に出演しており、以前インタビューで「もう一度仕事したいのはバヨナ監督だよ。小さい役でもやる」と語っていたこともあるのだ。

ホランドは本作に“Thanks To”という形でクレジットされているが、バヨナ監督がハリウッドレポーター誌に語ったところによると、なんと撮影現場でホランドが怪物の代役を務めたことがあったのだという。主人公のコナーが怪物と話すあるシーンで、コナーを演じるルイスの目線の先にホランドがいたというのだ。今をときめく若きスターが、こっそりと「怪物」づくりを助けていたのである。もちろん観客がその姿を見ることはできないが……いずれブルーレイ&DVD化された際には、特典映像として収録されたりしないものだろうか。

映画『怪物はささやく』は、2017年6月9日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほかにて全国ロードショー

(文:Takatoshi Inagaki)

Source: http://www.hollywoodreporter.com/rambling-reporter/spider-man-star-tom-holland-s-surprising-role-monster-stand-931176
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