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『アベンジャーズ4』ハルク最大の脅威は「ブルース・バナー」 ― マーク・ラファロ「二人の葛藤、その先をお見せしたい」

マーベル

2008年『アイアンマン』に始まったマーベル・シネマティック・ユニバースは、2019年『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』で大きな区切りを迎える。これまで展開されてきた物語が完結する、とまで言われているのだ。すなわち、それぞれのヒーローに織り込まれてきたストーリーもいよいよクライマックスに差し掛かっていることになる。

ブルース・バナー/ハルク役のマーク・ラファロは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、そして『アベンジャーズ』第4作を“ハルク3部作”だと位置づけていた。3本の映画を通じて、ブルース/ハルクの物語が描かれるという意味だ。そのカギを握るのは、やはりブルース/ハルクの対立だという。

注意

この記事には、映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれています。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』© Marvel Studios 2018

ブルース・バナー/ハルクの葛藤、その結末とは

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)でクインジェットに乗って姿を消したハルクは、『マイティ・ソー バトルロイヤル』で2年ぶりに姿を見せた。惑星サカールの闘技場でチャンピオンとなっていたハルクは、人間としての姿に2年ものあいだ戻っていなかったのだ。かと思いきや、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で地球に戻ったブルースは、なぜかハルクを呼び出すことができない……。

米国のポッドキャスト「The Marvelists」にて、マークは、“ひとつの肉体をふたつの精神が操る”という問題は『エイジ・オブ・ウルトロン』から始まったものだと語っている。

「ブルース・バナーとハルクの葛藤は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で始まりました。ジョス・ウェドン(監督)に、“ハルクが恐れているものって何でしょうね?”って聞かれたことで生まれたものなんですよ。答えるのが難しい質問でしたね。“この宇宙で一番強い、一番凶暴な存在が恐れるものって? どういうものを彼は恐れうるんだろう?”と。でも、その時に“バナーだ”と思ったんです。ハルクは唯一、バナーを恐れているんだと。」

撮影現場で話し合われたこの話題は、その後『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へ引き継がれていく。

「『エイジ・オブ・ウルトロン』で思いついたことを『バトルロイヤル』で大きく扱って、『インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ4』へと続けていくんです。(今後の展開は)何もお話しできないんですが、[中略]二人の葛藤を、その行き着く先をお見せしたいと思っています。二人は折り合いを付けられるのか、そんな時はやってくるのか。
いつでも僕は、バナーの頭脳――彼のスーパーパワーであり、精神的な武器ですから――と、ハルクの本能的な強さが激突する、二つのキャラクターが戦う場所があれば最高だと思っているんです。コミックのエンディングとして最高だし、キャラクターを広げることにもなるでしょう。」

なお、マークは『アベンジャーズ』第4作の結末については「知らないんです。さっぱりわからない」と語っている。しかしその一方で、マーク個人にも強いこだわりがあることをうかがわせてもいるのだった。

「どうやってバナーの物語を終わらせるのか、何度も議論しました。この土壇場でハルクでやってきたことを繰り返すのか、それとも新しいことに挑むのか。みんな、一度はバナー自身をヒーローにしたいと強く思っていたんですよ。」

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)公開予定。ちなみにマークいわく、同作では「驚きの」CG技術も見ることができるという。果たしてそれはハルクに関係しているのか、それとも……。

Sources: The Marvelists, ComicBook.com(1, 2

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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