『アベンジャーズ4』製作、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』無期限保留の影響なし ― ルッソ監督が認める

2019年公開の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』製作保留の影響を受けていないようだ。アンソニー&ジョー・ルッソ監督による発言を、米/Filmの記者ピーター・シレッタ氏が伝えている。
2018年11月28日(米国時間)、ルッソ監督は米Colliderの開催した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』上映イベントに登場。ファンからの質疑応答に応じた。
Guardians 3 being put on indefinite hold did not change the Russo Brothers approach for Avengers 4 and where it leaves the Guardians because they had already finished shooting the movie.
— Peter Sciretta (@slashfilm) 2018年11月29日
ピーター氏が伝えたところによると、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』の製作が無期限保留となっていることは、『アベンジャーズ』第4作におけるルッソ監督のアプローチに変更を与えるものではなかったという。製作保留が決まった2018年7月の時点で『アベンジャーズ』第4作の撮影は終了していたため、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの扱いは当初のままとなっているようだ。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』から、ジェームズ・ガン監督が過去の不適切な発言を理由に解雇されたのは2018年7月20日(米国時間)のこと。監督後任者の決定まで企画は無期限保留とされており、準備にあたっていたチームは解散となった。ガン監督の執筆した脚本は引き続き使用される方針のようだが、新監督によって改稿が施される可能性は高いとみられている。
こうした動きが『アベンジャーズ』第4作になんらかの影響を与えるのではないか…という懸念は、メディアやファンの間で解雇報道以来くすぶっていたものだった。2018年9月、ドラックス役のデイヴ・バウティスタが、「『アベンジャーズ4』での扱いが変わるかもしれませんね」と述べたことも話題となったのである。しかしながらルッソ監督の言葉を信じるなら、その心配は無用というわけだ。ひとまず安心して、来たる劇場公開をじっと待つことにしよう。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)公開予定。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』の公開時期は未定だ。
Source: Peter Sciretta