Menu
(0)

Search

『アベンジャーズ4』製作、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』無期限保留の影響なし ― ルッソ監督が認める

アベンジャーズ
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

2019年公開の映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』製作保留の影響を受けていないようだ。アンソニー&ジョー・ルッソ監督による発言を、米/Filmの記者ピーター・シレッタ氏が伝えている。

2018年11月28日(米国時間)、ルッソ監督は米Colliderの開催した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』上映イベントに登場。ファンからの質疑応答に応じた。

ピーター氏が伝えたところによると、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』の製作が無期限保留となっていることは、『アベンジャーズ』第4作におけるルッソ監督のアプローチに変更を与えるものではなかったという。製作保留が決まった2018年7月の時点で『アベンジャーズ』第4作の撮影は終了していたため、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの扱いは当初のままとなっているようだ。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)写真:ゼータ イメージ

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』から、ジェームズ・ガン監督が過去の不適切な発言を理由に解雇されたのは2018年7月20日(米国時間)のこと。監督後任者の決定まで企画は無期限保留とされており、準備にあたっていたチームは解散となった。ガン監督の執筆した脚本は引き続き使用される方針のようだが、新監督によって改稿が施される可能性は高いとみられている。

こうした動きが『アベンジャーズ』第4作になんらかの影響を与えるのではないか…という懸念は、メディアやファンの間で解雇報道以来くすぶっていたものだった。2018年9月、ドラックス役のデイヴ・バウティスタが、「『アベンジャーズ4』での扱いが変わるかもしれませんね」と述べたことも話題となったのである。しかしながらルッソ監督の言葉を信じるなら、その心配は無用というわけだ。ひとまず安心して、来たる劇場公開をじっと待つことにしよう。

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)公開予定。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』の公開時期は未定だ。

Source: Peter Sciretta

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly