『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』ジェームズ・ガンの脚本が使用される方針 ― 弟ショーン・ガンが認める

2018年7月、シリーズの脚本・監督を務めてきたジェームズ・ガンの解雇が世界的に話題となった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』について、マーベル・スタジオはガン監督による脚本を引き続き使用する方針だという。ガン監督の弟であり、クラグリン役やロケット・ラクーンのモーション・キャプチャーを務めてきた俳優ショーン・ガンが認めた。
米オクラホマ州タルサの日刊紙Tulsa Worldにて、ショーン・ガンは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』の現況についてこのように述べている。
「『Vol.3』がどういう状況なのかは何もわかりません。知っているのは、ディズニーが今でもあの映画を作りたがっていること、兄の書いた脚本を使おうという意図があることです。明らかに誰にとっても残念な状況ですよね、何よりも彼(ガン監督)にとって。でも、僕もあの映画の準備に一年半を費やして、それが宙に浮いてしまったわけですから。」
「新しい監督を見つけることは大変な課題だと思いますし、とんでもなく忙しい俳優のスケジュールを調整するのも簡単なことじゃない。それでも彼らは映画を作ることを計画しています。しばらくの間、マーベルとはまったく連絡を取っていなかったんですが、最近連絡を受けましたよ。“もちろん作る計画です、いつになるかはまだわかりませんが”と言ってましたね。」
以前の報道によれば、『Vol.3』にガン監督の脚本が使用される場合、今後就任する新監督によって改稿が加えられる可能性が高いという。ショーンは「ファンの皆さんには、(シリーズで)愛しているもの、求めているものを失ってほしくない」と述べているが、ガン監督が築いてきた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』がどんな結末を迎えるのか、すべては後任者の人選にかかっている状況だ。今後の情報にも引き続き留意したい。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(邦題未定、原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)』の劇場公開日は不明。
Source: Tulsa World
写真:ゼータ イメージ