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『アベンジャーズ4』上映時間は「今のところ3時間」 ― ジョー・ルッソ監督、最新の制作状況を明かす

アベンジャーズ
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)を手がけたジョー・ルッソ監督(アンソニー・ルッソ監督と共同)が、次回作『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』の制作状況を明かした。2018年11月9日現在、本作の上映時間は3時間にのぼるという。

このたびジョー監督は、自身の経営するバー「Duello」のプロモーションのために店舗のInstagramでライブ配信を実施。そこでマーベル・シネマティック・ユニバースのファンから質問を受け付けたのだった。上映時間について尋ねられた監督は、「今のところ3時間です。このままかどうかは様子見ですね」と答えている。

むろん、『アベンジャーズ』第4作はまだまだ制作の途上にある。本作の再撮影・追加撮影は2018年10月13日に終了したばかりで、製作陣は2019年3月の完成を目指して編集作業を続けているのだ。最新の制作状況について、ジョー監督はこう述べている。

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「まさに編集作業の途中なんですよ。ちょうどVFXショットの作業を始めたばかりで。VFXショットが3,000以上あるので、たくさん時間もかかれば、膨大な思考やエネルギー、努力が必要になります。VFXを仕上げていく、一番最初の段階ですね。アラン・シルヴェストリ(作曲家)と音楽の作業も始めたばかりで、まだ現時点で映像の編集もしているんですよ。」

すなわち『アベンジャーズ』第4作の上映時間には、まだ変動の余地が十分あるというわけだ。思えば『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の上映時間も、一度「156分」と発表されたのちに「149分」へと変更された経緯がある。今回も劇場公開の直前まで確定はしないとみていいのかもしれない。

ところで『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、“サノスがインフィニティ・ストーンを集めると全宇宙の生命が半減する”という、恐ろしい高さのハードルにヒーローたちが一丸となって挑む映画だった。しかしジョー監督によれば、次回作ではストーリーのハードルがさらに上がるという。

「物語のハードルが上がるかって? もちろん、100%上がってますよ。間違いなく、今までの映画で一番高いハードルです。」

なおマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、全世界が待ち望んでいる予告編の公開時期について「2018年内」と明言済み。ただしジョー監督は、この話題について「2019年になる前かもしれないし、そうじゃないかもしれないし」と再びじらしてみせた。さらに今回の配信では、いよいよ本作のタイトルを明かそうと試みるも、一度目はなぜか絶妙なタイミングで配信が中断され、二度目はなぜか音声が聞こえなくなってしまうというトラブルに見舞われている。なんでだろう……?

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)公開予定。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』MovieNEXは発売中。

Source: Joe Russo, THR, Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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