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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』上映時間情報が更新 ― 約7分短縮の149分に変更へ

https://www.cineplex.com/Movie/avengers-infinity-war スクリーンショット[2018/04/15 13:30]

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の上映時間について、新たな情報が入ってきた。
アイルランドの映画審査機構IFCO(Ireland Film Classification Office)や北米の複数の映画館チェーンによれば、本作の上映時間は2018年3月8日に発表された「156分」という情報から約7分短縮され、149分(2時間29分)に変更されているようだ。

英IFCOは、2018年4月13日(現地時間)に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の審査を完了。ウェブサイトには上映時間として「149分9秒」と記されている。

http://www.ifco.ie/website/IFCO/ifcoweb.nsf/SearchViewFilm/4DF0089D45A904518025826E0045752B?OpenDocument&OpenUp=True スクリーンショット[2018/04/15 13:30]

このほか、常に信憑性の高い上映時間情報を掲載する米AMCシアターズのウェブサイトには「2時間30分」の表記、同じくカナダにあるCineplexのウェブサイトにも「2時間30分」の表記が確認できる。AMCシアターズは2018年3月8日、上映時間を「156分(2時間36分)」と発表していた。情報に変更が加わったということは、スタジオ側からなんらかの通達があったとみてよいだろう。
なお本記事では、約1分の違いは誤差の範疇とみて、本記事では公的機関にして最も具体的な情報を提供したIFCOの情報を採用している。

https://www.amctheatres.com/movies/avengers-infinity-war-45873 スクリーンショット[2018/04/15 13:30]
https://www.cineplex.com/Movie/avengers-infinity-war スクリーンショット[2018/04/15 13:30]

またインドネシアのニュースメディアであるKOMPAS.comは、国内での審査を経て「インドネシア国内での上映時間は149分であり、オリジナルより7分短い」と報じた。しかし、のちに英国・米国でも「149分」という情報が出された以上、これはインドネシア国内に限ったものではない。むしろインドネシアの審査機構も、本作の上映時間が149分であると認めているわけだ。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』については、本編から重大要素が一部削除されたことが明かされていた。今回の上映時間変更が、この削除によるものか、それとも別の理由に起因する再編集によるものかはわからない。
ちなみに上映時間が149分となった場合でも、本作は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の147分を抜いてマーベル・シネマティック・ユニバース史上最長となる。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー

Sources: IFCO, AMC, CinePlex, KOMPAS
Eyecatch Image: CinePlex スクリーンショット[2018/04/15 13:30]

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。