ジャスト60分!ヒーロー気分で集中して仕事/勉強できる『作業用BGM』プレイリスト、Apple Musicで公開

映画のサントラは、仕事や勉強をしながら聴く『作業用BGM』としてとても優れている。血沸き立つようなスコアはやる気を促進してくれるし、映画の盛り上がりや落ち着きに合わせた編成は、緩急を作っていて聴いていて疲れない。しかも、基本的にはボーカルが無いのだから集中力の邪魔になることもない。まさに、『作業用BGM』としてうってつけというわけだ。
そこで今回、『ヒーロー映画』のサウンドトラックからオススメの曲をピックアップしたプレイリスト、その名も”Act Like Hero for 60 Minutes!”を作成した。曲は全部で17曲、ほぼピッタリ60分の構成となっている。
人間の集中力が継続する時間が、一般的に60分と言われているので、このプレイリストを流している間だけは脇目も振らずに作業に集中してみよう。スーパーヒーロー映画の登場人物になったような気持ちで仕事や勉強に打ち込めるはずだ。
さらに曲の並びは、60分の集中力の上下に合わせてうまくマッチするように計算したつもり。作業時間のタイマー代わりもになるこの”Act Like Hero for 60 Minutes!”を、是非仕事や勉強のお供としてもらいたい。
広い広いスーパーヒーロー映画の世界。「あの曲入ってねぇじゃん!」「なんか、偏ってんな!」というツッコミもあるかと思うが、ここは広い心でお楽しみ頂ければ幸いだ。
このオリジナル・プレイリストはApple Musicで公開中。MacやiOSでApple Musicユーザーなら誰でもすぐにプレイリストを端末に取り込むことができるよ。
1:”Sruirrel Formation” from『ミュータント・ニンジャ・タートルズ : 影<シャドウズ>』
ヒーローの仕事はこうして始まる…。人々が眠る頃、この世界の平和のための俺たちヒーローは人知れず働くのだ…。
『ミュータント・ニンジャ・タートルズ : 影<シャドウズ>』のオープニングシーンで流れていたこの楽曲は、仕事や勉強のやる気を奮い立たせるのにピッタリだ。映画では夜のシーンだったが、堂々としたスコアからは「朝焼け」のような画も想像させられる。
途中からはリズムが一転、スピード感あふれる緊迫した調子に。意味もなく書類を脇に抱えて街を走り出したくなる事必至だ。たまにすれ違う人と肩をぶつけるたびに”Sorry…,Sorry!Excuse Me!”なんて言ってるところまで想像しちゃったら、あなたはもう重症だ。
2:”Main Tile” from『スパイダーマン』
現在まで続くアメコミ映画ブームの時流の火付け役とも言える、サム・ライミ監督による『スパイダーマン』のメインタイトル曲は、リスナーに得も言われぬ『責任』を感じさせてくれる。
伸びやかなメロディからはニューヨークの摩天楼を優雅にスイングするスパイダーマンの姿がありありと目に浮かぶのだが、ところどころでチラつく、息の詰まるような畳み掛ける展開。
「大いなる責任」…ピーター・パーカーが背負った運命と、今行っている仕事や勉強を重ね合わせてみよう。曲のラストでは、きっと作業をしながら”Who am I? …I’m Spider-Man!”とつい口にしたくなるだろう。そうなったらやっぱりあなたは重症だ。
3:”The Avengers” from 『アベンジャーズ』
『ザ・スーパーヒーロー』的なダイナミックな楽曲は、アラン・シルヴェストリによる『アベンジャーズ』テーマ曲だ。あのお馴染みの「パンパーンパパーン♪」のメロディが聴こえてきたら、キャップやアイアンマン、ソーといった頼れる仲間たちが後ろで見てくれているような気持ちになり、背筋がシャンと伸びるだろう。仕事や勉強に打ち込んでいるときも、一人じゃないと思わせてくれる心強い一曲だ。
4:”Rescue Mission” from『ウォッチメン』
『アベンジャーズ』のヒロイックな雰囲気から、階段を駆け下りるようにして始まるのが『ウォッチメン』からの楽曲だ。
今やっているこの仕事が、今問いているこの演習問題が、自分や家族、会社、そして日本の未来を変えるかもしれないし、変えないかもしれない。そして、その答えは未だ誰もしらない。だからこそ今日も人知れず脳に汗をかくあなたにとって、アメリカ史を影で支えたウォッチメンのこの曲は最高のテーマ曲となるだろう。
5:”Just Look Around You” from『ウォッチメン』
このプレイリストの再生を開始してから10分程が経過した。そろそろ『慣らし』も終え、集中モードに入る頃に始まるのがこの曲だ。前の4曲に比べて控えめで落ち着いたトーンだが、明らかに哀愁味を感じられるシンフォニックなメロディを聴きながら作業をしていると、なんだか偉大なものを背負った壮大な仕事をしているように錯覚できる。