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アダマンチウム、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に登場していた?資料が発見される

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
Tenoch Huerta as Namor in Marvel Studios' Black Panther: Wakanda Forever. Photo courtesy of Marvel Studios. © 2022 MARVEL.

マーベル世界の超金属アダマンチウムが、実は『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に登場していたかもしれないことがわかった。

アダマンチウムとは、ヴィブラニウムと並ぶ超硬度を持つ架空の金属の名称。ウルヴァリンの骨格や爪に使用されていることで有名だが、まだきちんと『X-MEN』が合流していないマーベル・シネマティック・ユニバースでは未登場となっている。

このアダマンチウムが、密かに『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に登場していたのかもしれない。タロカンの王ネイモアの玉座の装飾にアダマンチウムが用いられていたという設定資料が見つかったのだ。

2023年2月に開催される美術監督組合賞に向けて、組合が各作品のプレゼン資料を公開した中で明らかになった。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のデザイン紹介資料の中で、サメの顎を模したタロカン玉座装飾の設計メモに手書きで「それぞれの歯はアダマンチウムから削り出されている(each tooth is engraved out of adamantium)」と書き込まれているのが確認できる。

劇中でタロカン文明はヴィブラニウムを保有していたが、なぜアダマンチウムが使用されることになったのか。彼らはどこでアダマンチウムを入手したのだろうか。

もっとも、アダマンチウムという設定はあくまでもメモ上にあるだけのものであり、もしかすると書いた人物がヴィブラニウムと混同しただけなのかもしれない。実際にこの装飾がアダマンチウムで作られたという公式設定になっているかは不明だ。

ただ、ネイモアは劇中で原作同様ミュータントとして紹介されており、『X-MEN』への伏線的存在にもなっていた。まだ謎の多い海底王国タロカンには、アダマンチウムにまつわる秘密もあるのかもしれない。

Source:ADG

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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