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【映像あり】ベン・アフレックが『ダークナイト』クリスチャン・ベールのモノマネをやらされる事案が発生

映画『ジャスティス・リーグ』での再登場、そして単独作『ザ・バットマン(仮題)』を控えるベン・アフレックが、“先代”クリスチャン・ベールによるバットマンのモノマネをやらされていたことが判明した。ファンメディア「BATMAN NEWS」は、Twitterにてその映像を投稿している。

映像では、子どもがアフレックに「バットマンの声で喋って!」とお願い。アフレックが「望みならば何でもするよ(Your wish is my command.)」と“自己流のバットマン”で答えると、「違うよ!クリスチャン・ベールの喋り方でやって!」と言われてしまう。アフレックは懸命にモノマネに挑戦するが、納得しなかった子どもは「クリスチャン・ベールにやってもらおうと思うよ」とガッカリした様子だ。映像はアフレックが「いや、彼はもう……」と言いかけて口ごもるところで終わっている。

「レッド・ノーズ・デー」

実はこのモノマネ映像は、去る2017年5月24日にアメリカのTVネットワーク・NBCで放送された「レッド・ノーズ・デー・スペシャル」で流れたものだ。「レッド・ノーズ・デー」とは、慈善団体コミックリリーフが“子どもの貧困や社会問題を救済するため、笑いによって募金を呼びかける”という趣旨のチャリティで、2015年からはアメリカでも実施されている。有名スターがこぞって参加することで知られており、今年(2017年)話題になった『ラブ・アクチュアリー』(2003年)の続編『レッド・ノーズ・デー・アクチュアリー』もこの一環でイギリスにて製作されたものである。

しかしチャリティ企画とはいえ、アフレックがバットマンのセルフ・パロディ、言葉を選ばずにいえば「バットマンネタ」に挑戦したことはファンにはうれしい話題だろう。なぜならアフレックが『ザ・バットマン』の監督を降板した直後には、彼がブルース・ウェイン/バットマン役すら降板するという噂も流れていたからだ。監督降板以前には、『ザ・バットマン』の質問を多数受けることに怒りを露わにしてもおり、“もはやアフレックはバットマンがイヤになってしまったのでは?”という声もあった。そんな彼が、そもそも比較されがちなベール版バットマンのモノマネをやってのけているあたり、ファンの心配は杞憂に終わるのかもしれない。

アフレック版バットマンの再登場は、2017年11月23日公開『ジャスティス・リーグ』。モノマネはさておき、ベール版とはまるで違う、アフレックにしかできないバットマンのさらなる活躍に今後も期待しよう。

Sources: http://batman-news.com/2017/05/26/ben-affleck-batman-red-nose-day-video/

https://rednoseday.org/

Eyecatch Image: https://www.amazon.co.jp/バットマン-vs-スーパーマン-ジャスティスの誕生-Blu-ray/dp/B01N8WR523/

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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