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マーベル新ドラマ「アガサ」配信が大幅延期、副題は「ダークホールド・ダイアリーズ」に変更

ワンダヴィジョン
『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで配信中 (c) 2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新ドラマ「アガサ」の米配信が大幅に延期となることがわかった。2023年冬のディズニープラス配信予定だったが、2024年秋にずれ込んだ。米The Hollywood Reporterが伝えた。

合わせて、原題が「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ(Agatha: Darkhold Diaries)」に改められた。「ワンダヴィジョン」のスピンオフとなるこの新シリーズは、これまで「Agatha: Coven of Chaos」と呼ばれていた。

新たなタイトルに用いられたダークホールドとは、「ワンダヴィジョン」に登場した禁断の魔術書のこと。「ワンダヴィジョン」劇中ではアガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)が保持していたが、最終的にスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフの手に渡り、これが映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』に発展した。

全てのダークホールドは同作で破壊されたはず。「アガサ」の副題に再び用いられているということは、MCUの魔術の世界に新たな捻りが加えられるのかもしれない。あるいは「ダイアリーズ(日誌)」と添えられていることから、過去の出来事を語る内容になる可能性もある。複数形である点も意味深だ。

「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」はすでに撮影を終えている。秋のリリースに改められたことで、ハロウィーン・シーズンに合わせたプロモーションが予想される。

アガサ役のキャスリン・ハーンをはじめ、ウエストビューの住人・ドッティ役のエマ・コールフィールド、ハート夫人役のデブラ・ジョー・ラップが続投。住人・ハーブ役のデヴィッド・ペイトン、ドッティの夫・フィル役のデヴィッド・レンゲル、ノーム役のアシフ・アリ、デニス役のアモス・グリック、ミラー保安官役のブライアン・ブライトマンも引き続き出演する。

新キャストは、ヴィラン役を務める「レギオン」(2017-2019)のオーブリー・プラザをはじめ、「HEARTSTOPPER ハートストッパー」(2022-)のジョー・ロック、「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(2013-2019)のマリア・ディッツィア&アリ・アン、「POSE」シーズン2のパティ・ルポーン、コメディアンのサシール・ザマタ、「ザ・ワイルズ 〜孤島に残された少女たち〜」(2020-2022)のマイルズ・グティエレス=ライリー、ナイジェリア出身のパフォーマー・振付家オクウィ・オクポクワシリ、「ザ・ステアケース -偽りだらけの真実-」(2022)のマリア・ディッジアが出演する。

脚本・製作総指揮は「ワンダヴィジョン」のジャック・シェイファーで、今回は複数エピソードの監督も務める。エピソード監督として、Netflixシリーズ「ウェンズデー」(2022)のガンディア・モンテーロのほか、Netflixシリーズ「バイオハザード」(2022)や「ザ・ボーイズ」スピンオフドラマ「Gen V(原題)」のレイチェル・ゴールドバーグが起用された。

ハリウッドで進行中の脚本家と俳優組合によるストライキを受けて、マーベル・スタジオはすでに『アベンジャーズ』新作を含む映画作品6作の公開延期も発表している。なお、この度は「アガサ」のほかに「エコー」「X-MEN ’97」、「アイアンハート」の配信延期もアナウンスされた。

「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ(Agatha: Darkhold Diaries)」は2024年秋、ディズニープラスで配信予定。

▼ マーベルの記事

Source:The Hollywood Reporter

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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