「アメリカン・ホラー・ストーリー」スピンオフドラマ始動、1話完結のオムニバスシリーズに

人気ドラマシリーズ「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2011-)のスピンオフドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリーズ(原題:American Horror Stories)」が製作されることがわかった。両シリーズの脚本・製作総指揮を務めるライアン・マーフィーがInstagramにて発表した。
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「アメリカン・ホラー・ストーリー」は、2011年のシーズン1「呪いの館」を皮切りに、シーズンごとに舞台設定や登場人物が異なるストーリーを紡ぎ出してきたホラー・アンソロジー・シリーズ。2019年にはシーズン9「1984」が放送・配信された。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、来たるシーズン10の撮影は中断されているが、マーフィーと出演者たちはZoomを介して“再会”したことを報告。その中で、スピンオフドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリーズ」の企画があることを明かしている。
発表および米Deadlineの報道によれば、「アメリカン・ホラー・ストーリーズ」は1話完結、各話1時間の“ゴースト・ストーリー”となる。母体である「アメリカン・ホラー・ストーリー」のスケールを小さくしたものと考えればわかりやすいだろう。本作も米FX局にて製作・放送される予定で、2020年3月中旬、コロナ禍の影響が大きくなる以前は積極的に企画が進められていたという。ちなみに、マーフィーがシェアしたスクリーンショットには、シリーズの出演者であるサラ・ポールソンやエヴァン・ピーターズ、キャシー・ベイツの姿も確認できる。彼らのスピンオフ登場も気になるところだ。
なお「アメリカン・ホラー・ストーリー」シーズン10には、ポールソン、ピーターズ、ベイツのほか、『スター・ウォーズ』新3部作のコニックス中尉役で知られるビリー・ロード、『バイス』(2018)のリリー・レーブ、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)のフィン・ウィットロックらが出演。新キャストとして、『ホーム・アローン』で知られるマコーレー・カルキンも登場する。
Sources: Ryan Murphy, Deadline