「アソーカ」で「『クローン・ウォーズ』ファンは報われる」 ─ 『スター・ウォーズ』世界の繋がり、ブライス・ダラス・ハワード予告

『スター・ウォーズ』の新ドラマとして控える「アソーカ(原題)」は、アニメシリーズ「クローン・ウォーズ」(2008-2020)のファンにとって待望の作品となりそうだ。
「クローン・ウォーズ」主要キャラクターの1人であったアソーカ・タノは、ドラマ「マンダロリアン」で待望の実写登場。エピソード監督を務めた1人であるブライス・ダラス・ハワードは「アソーカ」について「何も言わなくても、ドラマ『アソーカ』はきっと気に入ってもらえるはず」と米Romperに自信を語っている。「話せることはありませんが、これは言えます。『クローン・ウォーズ』のファンは大いに報われると思いますよ」。
ハワードが語る「クローン・ウォーズ」は、『エピソード2/クローンの攻撃』と『エピソード3/シスの復讐』の間に起こったクローン戦争を描くアニメシリーズ。『スター・ウォーズ』の銀河史に大きな影響を与えたクローン戦争だが、実は映画の方では主にその始まりと終結が描かれており、全容は「クローン・ウォーズ」で詳しく映像化されている。

アソーカはアナキンがクローン戦争期前につけたパダワン。負けん気が強く無鉄砲な若者だったが、アナキンらと共に幾多の戦火を潜り抜けて成長した。しかし、ジェダイ評議会からとある事件の濡れ衣を着せられ、失望から評議会を去る。
ドラマ「マンダロリアン」「ボバ・フェット」には、「クローン・ウォーズ」からのキャラクターが何人か実写登場を果たしている。例えば「マンダロリアン」のボ=カターン・クライズや、「ボバ・フェット」のキャド・ベインなどがそうだ。ハワードの予告から察するに、ドラマ「アソーカ」には「クローン・ウォーズ」からさらなるキャラクターや要素、設定が登場することになりそう。「ボバ・フェット」のように、フラッシュバックで「クローン・ウォーズ」の場面が実写再現されることもあるかもしれない。
ファンは今一度、お気に入りのエピソードを復習しておくのも良いだろう。「クローン・ウォーズ」シリーズは1話あたり25分前後ではあるが、1シーズンあたりの話数も多い上、全部で7シーズンある。まったく未見だが「アソーカ」に向けていくつか観ておきたいという方は、シーズン7ラストの第9話〜12話だけでも鑑賞しておくのがオススメだ。この4エピソードは、ドラマ「マンダロリアン」内でも言及されたマンダロア包囲戦や、アソーカとダース・モールの一時協力、「オーダー66」発令時のアソーカの行動などが描かれる重要パート。『エピソード3/シスの復讐』にもつながる内容で、映画並のスケールが楽しめる。
ところでドラマ「アソーカ」には、「マンダロリアン」デイブ・フィローニとジョン・ファヴローが製作総指揮として復帰するほか、『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)ピーター・ラムジーが一部エピソード監督を手がけると伝えられるが、ハワードの関与は不明。エピソード監督として参加することもありそうだ。
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Source:Romper