『エイリアン』新作映画、ファーストルックが公開 ─ ただいま撮影快調

SF映画の金字塔、『エイリアン』シリーズの新作映画『エイリアン(仮題)』のファーストルックが、監督・脚本のフェデ・アルバレスのSNSにて公開された。
毎年4月26日は、第1作『エイリアン』(1979)でノストロモ号の乗組員たちがエイリアンを発見した惑星“LV-426”にちなんだ「エイリアン・デー」。2015年に旧・20世紀フォックス(現・20世紀スタジオ)が発表して以来、ファンの間ではおなじみの記念日だ。
2023年のエイリアン・デーを記念し、アルバレス監督が投稿したのは、最新作の撮影現場で使用されているカチンコに「HAPPY ALIEN DAY(ハッピー・エイリアン・デー)」と記された一枚の写真。既報によると、本作は「遠く離れた世界の若者たちが、宇宙で最も恐ろしい生命体と戦う」物語。背景の場所は異星の施設と思われるが……。
撮影は2023年3月9日よりハンガリー・ブダペストにて開始されており、早くも2ヶ月近くが経過。以前のタイトルは『エイリアン:ロムルス(仮題)』だったが、カチンコには『エイリアン(ALIEN)』とだけ記されており、現在はこちらが正式なタイトルのようだ。なお、本作はシリーズの過去作とは繋がりを持たない独立した作品になるといわれている。
出演者には『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)のケイリー・スピーニー、『トランスフォーマー 最後の騎士王』(2017)のイザベラ・メルセド、「インダストリー」(2020-)のデヴィッド・ヨンソン、「暗黒と神秘の骨」(2021-)のアーチー・ルノー、『aftersun/アフターサン』(2022、日2023)のスパイク・ファーン、テレビ番組や短編映画のプロデューサーを務めてきたアイリーン・ウー。
監督・脚本は『ドント・ブリーズ』(2016)のフェデ・アルバレス、共同脚本はアルバレスと長らくタッグを組んできたロド・サヤゲスが務める。プロデューサーは『エイリアン』シリーズの創造主リドリー・スコットも名を連ねている。