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『エイリアン』新作映画は「若者たちの物語」 ─ 20世紀スタジオが製作発表、主な出演者も判明

エイリアン
(C)2012 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

SF映画の金字塔、『エイリアン』シリーズの新作映画『エイリアン:ロムルス(仮題)』の主な出演者と基本設定が判明した。20世紀スタジオによる発表を、米Varietyなどが報じている。

本作の正式タイトルと具体的なプロットは不明だが、発表によると「遠く離れた世界の若者たちが、宇宙で最も恐ろしい生命体と戦うことになる」物語。従来の『エイリアン』シリーズは大人の科学者や乗組員たちが中心となったが、今回はテイストを一新することになりそうだ。既報によると、過去作との繋がりを持たない独立した作品になるという。

主なキャストには、すでに出演が報じられている『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)のケイリー・スピーニーと『トランスフォーマー 最後の騎士王』(2017)のイザベラ・メルセドのほか、「インダストリー」(2020-)のデヴィッド・ヨンソン、「暗黒と神秘の骨」(2021-)のアーチー・ルノー、『aftersun/アフターサン』のスパイク・ファーン、テレビ番組や短編映画のプロデューサーを務めてきたアイリーン・ウー。それぞれの役柄はまだ謎に包まれている。

監督・脚本は『ドント・ブリーズ』(2016)のフェデ・アルバレス。共同脚本には、アルバレスと長らくタッグを組み、『ドント・ブリーズ2』(2021)の監督を務めたロド・サヤゲス。プロデューサーは『エイリアン』シリーズの創造主リドリー・スコットのほか、『アースクエイク バード』(2019)のマイケル・プルス、『ブレット・トレイン』(2022)のブレント・オコナー、『チャーリーズ・エンジェル』(2019)のエリザベス・カンティロン、『ドーナツキング』(2020)のトム・モランが務める。

以前の情報では2023年2月上旬より撮影開始とされていたが、製作にはやや遅延が生じた模様。20世紀スタジオによると、撮影は2023年3月9日よりハンガリー・ブダペストで開始されるという。なお、すでにイザベラ・メルセドは現地入りしていることをSNSにて明かしていた。

映画『エイリアン:ロムルス(仮題)』の公開時期は未定。以前は米Huluのオリジナル作品と報じられていたが、今回の正式発表ではリリース形態に言及されていない。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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