『エイリアン:ロムルス』9月6日劇場公開決定 ─ 『ドント・ブリーズ』監督が放つ恐怖、『エイリアン』と『エイリアン2』の間が舞台

SFホラーを代表する『エイリアン』シリーズ最新作『Alien:Romulus』が邦題を『エイリアン:ロムルス』として、2024年9月6日(金)に日本公開となることが決定した。あわせて待望のティザーポスターと特報映像も到着し、ベールに包まれていたストーリーの一部も明らかにされている。
本作の舞台となるのは、『エイリアン』と『エイリアン2』の間に位置する時代。地球から遠く離れた宇宙、人生の行き場を失った若者たちが廃墟と化した宇宙ステーションを発見し、人生の再起をかけて探索を開始する。だが、そこには希望ではなく、逃げ場のない絶望的な恐怖が待っていた。
特報映像は、薄暗く閉ざされた宇宙ステーションの不穏な音楽と若者たちの悲鳴をバックに響かせ、血塗られたラボが恐怖の幕開けを知らせる。若者たちに次々と襲いかかっていくのは、人間に寄生することで成長する最恐の生命体エイリアン。クモのような見た目をしたエイリアンの第二段階・フェイスハガーが、多数の脚で宿主の顔に襲い掛かり、口に寄生管を挿入し寄生していくおぞましいシーンも映し出されている。
エイリアンが進化を遂げた最終形態・ゼノモーフと対峙するところで映像は締められており、見る者を震え上がらせるエイリアンの圧倒的な造形、手に汗握る緊迫した展開に期待が高まる。逃げ場のない宇宙空間で、若者たちはエイリアンの脅威にどう立ち向かうのか。
本日4月26日は、『エイリアン』劇中で宇宙船ノストロモ号の乗員たちが初めてエイリアンに遭遇した惑星LV-426にちなみ制定された記念日“エイリアンの日”。標的めがけて暗闇から静かに忍び寄り、人間の怯える悲痛な声まで聞こえてきそうなほど、おどろおどろしいエイリアンの姿が印象的なポスターも到着しており、まさに“エイリアンの日”の解禁にふさわしいビジュアルとなっている。

恐怖の原点にして頂点である『エイリアン』(1979)の“その後の物語”を、『エイリアン』を監督した巨匠リドリー・スコット自身がプロデューサーとして映画化した全世界待望の1作。スコットやジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャーなど、映画界のレジェンドがメガホンをとってきたシリーズの最新作を手掛ける監督に抜擢されたのは、『ドント・ブリーズ』(2016)の鬼才フェデ・アルバレス。偉大なる過去作の世界観を守りつつも、全く独立したストーリーが語られる。
「もしどの『エイリアン』も観たことがないのならば、これは、その1本を見る素晴らしい機会になります」というアルバレス監督の言葉が、映画史に輝く“恐怖のレガシー”の新たなる幕開けを高らかに宣言する。
出演者に名を連ねるのは、ソフィア・コッポラ監督作品『プリシラ』(2024)でヴェネチア映画祭主演女優賞を受賞したケイリー・スピーニーをはじめ、『ライ・レーン』(2023)のデヴィッド・ジョンソン、『暗黒と神秘の骨』(2021-2023)のアーチー・ルノー、『マダム・ウェブ』(2024)のイザベラ・メルセードら、今後のハリウッドを牽引する注目の若手俳優たち。悪夢のような極限の恐怖に包まれた彼らの叫び、呼吸、鼓動までが、あまりにも鮮烈に観客にシンクロしていく。広大な宇宙の密室で起こる“究極のサバイバル・スリラー”を、劇場で体験せよ。
映画『エイリアン:ロムルス』は2024年9月6日(金)劇場公開。