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『エイリアン:ロムルス』もともと配信映画だったが、劇場公開作へと変態した

エイリアン:ロムルス
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『エイリアン』シリーズ最新作『エイリアン:ロムルス』は2024年9月6日の日本公開に先駆け、8月16日より全米で劇場公開を迎え、好スタートを切っている。実はこの映画、もともとは米Huluの配信映画となる予定だったのだが、ある時点で劇場公開に切り替えたという経緯がある。

当初は「独立したストーリーで、シリーズの過去作品と繋がりを持たない」内容だったが、完成した映画は『エイリアン』『エイリアン2』の中間を描くストーリーに。映画の核心では全くないが、過去作との繋がりもある作品となっている。

監督のフェデ・アルバレスが米Varietyに話したところによると、最初に配信映画として計画されていた理由は新型コロナウイルスによる劇場ビジネスの危機があったためだという。アルバレスが契約を行ったのは2021年で、当時は多くの映画が劇場公開を見送っていた。例えばエイリアンとの対決歴もあるプレデターの『プレデター:ザ・プレイ』も、アメリカではHulu配信映画として2022年にデビューしている(日本など海外はディズニープラス)。

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アルバレス曰く、『ロムルス』は「配信映画としては野心的な映画になりそうだった」という手応えがあった。そのため製作の20世紀スタジオは劇場公開として方針を転換。「劇場で公開されますと発表したら、すごい反響があったことを覚えています」と監督は振り返っている。「年寄り(gaffer)も劇場公開かどうか気になっていたんだ!と思いましたよ」。

監督やスタジオが意図した通り、『エイリアン:ロムルス』は映画館の大スクリーンにふさわしい、大迫力の恐ろしい映画に仕上げっている。2024年9月6日より日本公開。

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Source:Variety

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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