t.A.T.u.の2002年ヒット曲が再注目、Z世代に聴かれる

ロシアの女性デュオ、t.A.T.u.による2002年の大ヒット曲「オール・ザ・シングス・シー・セッド(All The Things She Said)」が令和にバイラルヒットを起こしている。米The Hollywood Reporterによると、Spotifyにおけるストリーミング再生回数が2025年12月12日以降2倍になり、アメリカ国内では135%の増加となった。
きっかけとなったのは、アメリカでMaxにて配信中のドラマ「Heated Rivalry(原題)」。アイスホッケーの世界を舞台に、激しく対立するライバルチームの選手が密かな性的関係に発展していくロマンスシリーズだ。12日に配信されたドラマの第4話劇中で「オール・ザ・シングス・シー・セッド」が挿入されたことを受け、Spotifyでのストリーミング再生数が跳ね上がった。
同曲はこれまでに7億回再生されており、楽曲の新規発見数は200%増、うち60%がZ世代によるものという。同シーンでは、t.A.T.u.によるオリジナル版に加え、アーティストのハリソンによるカバー音源が使用された。
「Heated Rivalry」はレイチェル・レイドによるスポーツBL小説『Game Changers』シリーズを原作とするドラマ。カナダ、アメリカ、オーストラリア、フィリピン、ニュージーランド、スペインで配信されると話題を集め、すでにシーズン2の更新も発表。今後はイギリスやアイルランドでも配信される。

t.A.T.u.は、レナ・カティーナとユーリャ・ヴォルコヴァによるデュオ。女子高生の制服姿で同性愛的な関係性を前面に押し出したコンセプトと、2000年代初頭のポップ×エレクトロの潮流を捉えた音楽性で世界的なセンセーションを巻き起こした。2002年の「All the Things She Said」は、切迫感あるメロディと挑発的なミュージックビデオによって、当時のポップカルチャーを象徴する一曲として強い印象を残している。
日本では2003年の来日時、テレビ番組「ミュージックステーション」出演を巡るドタキャン騒動によって、“ロシアのお騒がせデュオ”として広く知られる存在となった。その後、活動休止と解散を経て、2022年に再結成。現在は、2026年1月にロシアでの公演が予定されている。
Final stop in t.A.T.u.’s Mexican tour — Zapopan.
Julia and Lena will come back to México, in 2026 to give 2 more show in the « La Maraka » night club – on May 7 and May 8.
Next scheduled shows :
January 4 – Saint-Petersburg,
January 5 – Moscow, pic.twitter.com/tZLM5usYPx— t.A.T.u. (@tatuofficial) December 7, 2025
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