『アナコンダ』リブート、ジャック・ブラック&ポール・ラッドが出演交渉中 ─ コメディ寄りの新作に

かねてから企画が報じられていた『アナコンダ』シリーズをリブートさせる新作映画に、『ジュマンジ』シリーズのジャック・ブラック、『アントマン』シリーズで知られるポール・ラッドが出演交渉中であることが明らかとなった。
1997年公開、ジェニファー・ロペス主演の第1作でスタートした『アナコンダ』シリーズは、恐るべき巨大蛇アナコンダとの戦いを描いたモンスターパニック・ホラー映画。続編3作が製作され、2015年には、巨大ワニのパニック映画『U.M.A レイク・プラシッド』シリーズとクロスオーバーした『アナコンダ vs. 殺人クロコダイル』も誕生。2020年にリブート企画が始動したと伝えられたが、それ以降に進捗状況は届いていなかった。
米Deadlineによると、ブラック&ラッドの契約は成立しておらず、現時点ではソニー・ピクチャーズと交渉の初期段階にあるという。まだ契約の締結には遠いが、しばらく話し合いが続いているとのこと。
脚本は、『マッシブ・タレント 』(2022)でコンビを組んだトム・ゴーミカン&ケヴィン・エッテンが手がけ、ゴーミカンは監督も兼任の予定。ゴーミカンは、Netflix映画『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』(2024)でもペンを執った。プロデューサーには、『クワイエット・プレイス』シリーズのブラッド・フラー&アンドリュー・フォームが名を連ねる。
情報筋によると、最新版はリメイクではなく、アナコンダを前面に押し出しつつも新しい切り口で描き、ストーリーはコメディ寄りになるとのこと。以前は『MEG ザ・モンスター』(2018)を参考にすると伝えられていた。
ブラックは、『ジュマンジ』シリーズでゲームの世界に入り込んで姿が変わってしまった女子高生ベサニーをコミカルな演技で怪演し、『スクール・オブ・ロック』(2003)や『ガリバー旅行記』(2010)などでも独特の表情を活かした体当たり演技を見せ、ユニークなコメディスタイルを確立している俳優。
対するラッドは、『40歳の童貞男』(2005)『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』(2007)などの恋愛コメディ映画から、『ゴーストバスターズ』シリーズ、『アントマン』シリーズといった娯楽大作まで、ジャンルを問わず、親しみやすくブレないコメディ演技で定評のある俳優だ。
コメディ作品で確かなキャリアを築いてきたブラック&ラッドが『アナコンダ』シリーズ最新作に出演が決定したら、アナコンダと対峙する危機的な状況でもコメディ演技で盛り上げてくれるに違いない。続報を待とう。
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Source:Deadline