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「キャシアン・アンドー」と今までの『スター・ウォーズ』どこが違う? 「最もリアルで地に足の着いた作品」とディエゴ・ルナ

キャシアン・アンドー
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)に登場したキャシアン・アンドーを描く、ディズニープラスの前日譚ドラマ「キャシアン・アンドー」。待望のスピンオフでキャシアン役を再演するディエゴ・ルナが、本作と『スター・ウォーズ』他作品の違いを語っている。

「キャシアン・アンドー」の舞台は、『ローグ・ワン』や『エピソード4/新たなる希望』の5年前。『ローグ・ワン』でデス・スターの設計図を盗むべく命がけのミッションに挑んだ情報将校のキャシアンが、反乱軍のスパイとして活躍した時代が描かれる。

すでにディズニープラスでは、「マンダロリアン」(2019‐)「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」(2021)「オビ=ワン・ケノービ」(2022)がリリースされたが、これらの『スター・ウォーズ』実写版ドラマと「キャシアン・アンドー」には大きな違いがあるのだろうか? 米ScreenRantのインタビューに登場したルナが、その疑問に答えている。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

『キャシアン・アンドー』は、『スター・ウォーズ』で最も地に足の着いた作品。人々を描く物語です。ジェダイが登場せず、銀河系における非常に暗い時代を描いています。帝国が拡大して至る所に支配が及んでいるため、人々が団結して対応策を明確にし、コミュニティで活動しなければならない時代です。人々は疎外されて自由がありません。ですから、そういったコミュニティに反抗させなくてはならないのです。『スター・ウォーズ』で得られる体験は非常に人間的です。この作品は、あなたや僕のように普通の人々を描いた作品で、その絆は特別なものになると思います。

ルナは「キャシアン・アンドー」にジェダイが登場しないと述べたが、それはフォースも描かれないことを意味してもいるだろう。特殊な力を使えない普通の人々を中心に描くからこそ、他のフランチャイズ作品よりも現実的だとも話を続けている。

「最も現実的──といっても、キャラクターは遠く離れた銀河の彼方に住んでいるので、仮に“現実的”と言えたらですが──リアルに感じてもらえなければいけませんでした。なぜなら、僕たちは“近さ”を求めているからです。この旅で、登場人物たちと一緒に自分自身を顧みてほしいと思っています。」

公開された予告編やティザー映像でもスパイスリラー的なトーンが光る「キャシアン・アンドー」は、他の『スター・ウォーズ』作品と一線を画した存在感を放つことになりそうだ。全12話構成のシーズン1では1年間の出来事が綴られ、同じく計12話となるシーズン2は3話×4ブロックに分けられ、各ブロックごとに1年間の物語が描かれる。計4年間の物語の締めくくりとなるシーズン2のラストは、『ローグ・ワン』の冒頭へ直結するということだ。

「キャシアン・アンドー」初回3話は2022年9月21 日(水)よりディズニープラスにて独占配信。

Source: ScreenRant

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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