『ローグ・ワン』前日譚ドラマ「キャシアン・アンドー」、シーズン2は4年間にわたる物語が描かれる

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)に登場したキャシアン・アンドーを描く前日譚ドラマ「キャシアン・アンドー」シーズン2では、4年間にわたる壮大な物語が描かれるようだ。
「キャシアン・アンドー」シーズン1の舞台は、『ローグ・ワン』や『エピソード4/新たなる希望』の5年前。帝国圧政の最中の危険に満ちた時代に焦点が当てられる。このドラマは、すでにシーズン2の製作も準備されている。
米Empireの取材に対し、クリエイターを務めるトニー・ギルロイがシーズン1・2のエピソード構成について説明している。
「番組のスケールは非常に大きいです。監督は3話単位で仕事をするので、(全12話となるシーズン1では)3話ずつ4つのブロックを作りました。その撮影スケジュールがシーズン2の異なる構成に有機的に結びついて、チームは、“(シーズン2で)もし戻って来るなら、各ブロックを1年に見立てたら面白いかもしれない”と考えたんです。各ブロックで1年ごとに(『ローグ・ワン』へ)近づいていく。物語の観点からすると、3話で1年分ジャンプするような作品に取り組めるのは、本当にエキサイティングです。」
ギルロイの発言によると、シーズン1では1年分の物語が描かれ、全12話となるシーズン2では3話ごとに1年分のストーリーが綴られてタイムジャンプが起こり、1シーズンで4年間の出来事が語られるとのこと。こうして、シーズン1・2で紐解かれた5年間にわたる壮大なストーリーが、『ローグ・ワン』の冒頭へ繋がる形になるようだ。
同インタビューに登場したキャシアン・アンドー役のディエゴ・ルナは、映画版との違いに言及。「『ローグ・ワン』はキャラクターたちが体験する旅そのものではなく、ある出来事(デス・スターの設計図を盗むミッション)を中心に描いています。(ですから)ドラマシリーズはどこで物語を終えるかではなく、どうやって物語をそこで終えるかを語り始められるのがいいですね」と話している。
「キャシアン・アンドー」は2022年8月31日(水)よりDisney+(ディズニープラス)で独占配信スタート。初回1、2話同時配信(全12話)。
Source:Empire