「キャシアン・アンドー」シーズン2で『ローグ・ワン』冒頭に直結 ─ なぜキャシアンはカフリーンの環に向かうのか?

『スター・ウォーズ』の実写ドラマシリーズ「キャシアン・アンドー」シーズン2の結末は、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)の冒頭シーンに直結する。シリーズのショーランナーを務めるトニー・ギルロイが英Empireに紹介している。
「キャシアン・アンドー」は、『ローグ・ワン』に登場した反乱軍兵士キャシアン・アンドーの映画前日譚となるシリーズ。シーズン2は2025年4月22日よりディズニープラスにて配信される。
「このドラマがどこに向かっていくのかということについて、謎なことはありません」とギルロイ。「最後はK-2と一緒に船に歩いて行き、カフリーンの環に行って『ローグ・ワン』が始まるんです。しかし、なぜカシアンはそうなるのか?何か情報が得られたから行くわけですね」。
K-2とはK-2SOのことで、『ローグ・ワン』でアンドーの相棒となったドロイドだ。「キャシアン・アンドー」シーズン2でついに再登場することとなり、二人の出会いが描かれる。アラン・テュディックが映画版から続投する。
カフリーンの輪とは、『ローグ・ワン』冒頭でキャシアンが初登場を果たした地だ。採鉱コロニーでできた交易地で、キャシアンはこの裏路地でパルチザンの情報員ティヴィックと落ち合う。そこに帝国軍のストームトルーパーが検問に現れると、キャシアンはティヴィックが逃走の足手纏いになると判断し、ブラスターで始末する……。
「キャシアン・アンドー」シーズン2は、このオープニングに直結するラストへ向かっていくことが事前に明らかにされた形だが、これが観賞の楽しみを奪うことはないはずだ。『ローグ・ワン』が『新たなる希望』のオープンングに直結したことや、『エピソード3/シスの復讐』(2005)でアナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーとなることが元から周知の事実であったように、『スター・ウォーズ』作品は物語が既定の領域にいかに向かっていくかを楽しむという醍醐味もある。
なおシーズン2では、映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)で反乱軍の拠点となったヤヴィン4基地の起源も描かれるという。『スター・ウォーズ』の銀河にさらなる深みをもたらしてくれそうだ。「キャシアン・アンドー」シーズン2は、2025年4月22日よりディズニープラスで米配信予定。
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Source:Empire via ScreenRant