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アンジェリーナ・ジョリー、マーベル映画に出演交渉中 ─ 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の新章『エターナルズ』

アンジェリーナ・ジョリー
Photo by Foreign and Commonwealth Office https://www.flickr.com/photos/foreignoffice/32592511734/

女優アンジェリーナ・ジョリーが、いよいよマーベル・コミック原作映画へと出演する可能性が浮上してきた。

The Hollywood Reporterなどの報道によると、ジョリーはマーベル・スタジオ作品『エターナルズ(邦題未定、原題:Eternals)』の出演交渉に入っているという。同作はマーベル・シネマティック・ユニバースの新作映画として企画されているもので、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日公開)ののちに展開される“新章”を切り開く一本だ。

物語の中心となるのは、コミックの巨匠ジャック・カービーが1976年に作り上げた種族「エターナルズ」。数百万年前に地球を訪れた巨大な宇宙種族「セレスティアルズ」によって、人類への遺伝子実験で生まれたという設定だ。エターナルズにはスーパーパワーとほぼ不死の肉体が与えられたが、時を同じくして邪悪な種族「ディヴィアンツ」も誕生。人類史の裏側にはエターナルズとディヴィアンツの存在があったという物語が描かれている。

2019年3月28日現在、ジョリーが交渉に入っている役どころは不明。情報によれば、『エターナルズ』の物語には、宇宙の力を与えられた男性イカリスと、同じく宇宙の力を持ちながらも人間界での生活を楽しんでいる女性セルシの恋愛といった要素が含まれるとのこと。一方でマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、本作が“何万年にもわたる壮大な群像劇”になる可能性を示唆している。果たして…?

『17歳のカルテ』(1999)や『チェンジリング』(2008)などで高い評価を受けたジョリーは、これまで『トゥームレイダー』シリーズや『Mr.&Mrs.スミス』(2005)、『ツーリスト』(2010)などアクション映画にも多数出演。ディズニー映画『マレフィセント』(2014)も人気で、続編『Maleficent: Mistress of Evil(原題)』も控える。近年は監督業でも活躍しており、近作は『白い帽子の女』(2015)や『最初に父が殺された』(2017)。『エターナルズ』に出演する場合、ジョリーにとって初のヒーロー映画となる(コミック原作映画は2008年『ウォンテッド』がある)。

『エターナルズ』で監督を務めるのは、『ザ・ライダー』(2017)がカンヌ国際映画祭で絶賛されたクロエ・ジャオ。脚本はマシュー&ライアン・ファーポが執筆している。

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Source: THR

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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