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『アナと世界の終わり』渾身のパフォーマンスシーン「Hollywood Ending」公開 ─ これぞ青春(ゾンビ)ミュージカル

アナと世界の終わり
© 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.

青春×ゾンビ×ミュージカル。異色の設定で世界中の映画祭の話題をさらった映画『アナと世界の終わり』が、2019年5月31日(金)に全国公開される。

このたび、主要キャストとアンサンブルによる渾身のパフォーマンスが見どころのミュージカルシーン「Hollywood Ending」が到着した。本編の見どころ、こんなに見せちゃっていいの…?

このたび公開されたミュージカルシーンでは、アナは友達のジョンたちとともに食堂でランチの最中。一見穏やかな時間だが、思い通りにいかない日々に、それぞれの心には「映画のようなエンディングなんてない」との思いがこみ上げてくる。アナのことが気になっているジョンは、アナから相手にされないことに悩み「やっと分かった、いいヤツでもモテないって」と心境を歌う。そして食堂の生徒たち、そして大人たちも一緒になって心のうちを歌いあげていく名場面だ。見事なダンスパフォーマンスにも注目してほしい。

アナと世界の終わり
© 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.

アナ役のエラ・ハントはミュージカルが大好きで、歌だけでなく自身で作曲も行うほど。本作では歌に感情を込めるのが一番難しいポイントだったといい、「撮影より前に歌をレコーディングしたのは大きなチャレンジでした。アナの頭の中について考えなければならなかったんです」と話す。また、撮影期間が短かったため、ダンスの振り付けを覚える時間がわずか1時間しかないこともあったという。「常に最高のパフォーマンスをしなくてはいけませんでした、時間は待ってくれないので」と苦労を振り返っている。

アナと世界の終わり
© 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.

撮影は冬の間だけ休校となる実際の学校で行われ、出演者は高校生に戻ったかのように感じたそう。ジョン・マクフェール監督は、「学校の廊下を、俳優たちがジョークを言いながら歩いたり走ったりしていましたよ」と語る。そんな中でも現場の結束は強く、撮影の終わりには、毎日、全員と握手やハグをしたのだそう。「本当に全員がすばらしかったんですよ」と語られてるように、抜群のチームワークで本作は生まれていったのだ。

思いがけない名曲をどうぞ

『アナと世界の終わり』

イギリスの田舎町リトル・ヘブン。高校生アナは幼い頃に母親を亡くし、父親トニーと二人暮らしだ。この生活を抜け出そうと、アナはオーストラリアへ進学するために貯金を続けていた。しかしクリスマスイブにアナの計画はバレてしまい、二人は大ゲンカをする。夢も希望もないこの町に、アナはうんざりしていた。

アナと世界の終わり
© 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.

翌日、アナと幼馴染のジョンが学校へ向かっていると、スノーマンの姿をした血まみれの男が襲いかかってきた。アナがシーソーで男の頭を吹き飛ばすと、その正体はゾンビ。二人は取り残された学生たちを救出するため学校へと向かうのだった。果たしてアナたちはゾンビに蝕まれた田舎町から、死んだように生きる人生から脱出できるのか。「この町で人生を終えるなんてありえない!」。鬱屈した日々、そして希望と絶望の狭間にて、こじらせた思春期の叫びと歌声が響き渡る。

映画『アナと世界の終わり』は2019年5月31日(金)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

『アナと世界の終わり』公式サイト:http://anaseka-movie.jp/

ゾンビ・アポカリプスなんて無視して歌い踊れ

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THE RIVER編集部THE RIVER

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