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捜査官キリアン・マーフィの尋問、知性と色気が強すぎる ─ 『ANNA/アナ』リュック・ベッソン最新作

ANNA/アナ
©2020 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

リュック・ベッソン監督最新作、最強ヒロインが織りなすノンストップ・アクション『ANNA/アナ』より、『ダークナイト』3部作や『ダンケルク』(2017)のキリアン・マーフィが登場する本編映像&場面写真が公開された。さまざまな役柄を演じ、そのたび怪しげな色気を放ってきたキリアンが本作で演じるのは、凄腕のCIA捜査官レナード役である。

1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋、アナ。美しきファッションモデルやコールガールなどの顔を持つアナの使命は、国家にとって危険な人物を抹消すること。明晰な頭脳とトップクラスの身体能力を駆使して、アナは国家間の争いを左右する一流の暗殺者へと進化する。そんな中、アメリカ・CIAの罠にはまり、アナは捜査官レナードから驚愕の取引を迫られる。最大の危機を前に、アナはさらなる覚醒を果たし、KGBとCIA、双方の脅威と化す……。

ANNA/アナ
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公開された本編映像は、キリアン演じるCIA捜査官レナードが、重要参考人としてアナ(サッシャ・ルス)を尋問するシーン。エレガントなニューヨーカーらしく、シックなゼニアのスーツを着こなして登場するレナードは、尋問前にアナがどんな様子かを仲間に尋ねる。「歩き回ってる?」「水を求めた?」「靴を脱いだり、履き直したりは?」。取調室に入室するや、「待たせて悪かった。紅茶かコーヒーは?」と気遣いを忘れない。しかし、アナの目を見据え、「名乗り忘れた、レナード・ミラー捜査官だ。パリに出張中で捜査を手伝っている」と自己紹介し、微笑を浮かべる様はどこか不気味。モスクワの“野菜売り”からトップモデルに転身したアナを「まるでおとぎ話だね」とたとえると、アナは「“マトリョーシカ売り”」だと訂正する。マトリョーシカとは、常に変化しつづけるアナを象徴しており、まだレナードが本当のアナをとらえきれていないことを暗示している……。

ANNA/アナ
©2020 SUMMIT ENTERTAINMENT,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
ANNA/アナ
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『ニキータ』(1991)『レオン』(1995)のリュック・ベッソン監督のもと、主人公アナを演じたのはサッシャ・ルス。16歳でランウェイデビュー、シャネルやディオール、ヴァレンチノなどハイブランドのモデルを務めてきたロシア出身のスーパーモデルだ。キリアン・マーフィのほか、共演者には、アナの同胞アレクセイ役で『美女と野獣』(2017)のルーク・エヴァンス、KGBの上司オルガ役で『クィーン』(2006)のヘレン・ミレン、ボーイフレンド役で『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』(2018)のアレクサンドル・ペトロフ。

映画『ANNA/アナ』は2020年6月5日(金)より TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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