『アントマン』第3作、脚本作業は順調「ストーリーはできている」 ─ ワスプ、次回も「すごく重要な役割」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ、『アントマン』第3作(タイトル未定)の脚本作業が順調に進められていることがわかった。米Yahoo! Entertainmentにてペイトン・リード監督が語った。
『アントマン』シリーズでは、元泥棒の主人公スコット・ラングが元S.H.I.E.L.D.のハンク・ピム博士に見出され、“アリのように”小さくなるアントマンとして活躍する。続編『アントマン&ワスプ』(2018)では、ピム博士の娘であり、スコットの恋人であるホープ・ヴァン・ダインもハチのスーツを身にまとい“ワスプ”として登場。次回作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経ての物語となる。
このたびリード監督は、「製作はどんな状況ですか? ストーリーはできてます?」との質問に、わずかな微笑みを浮かべながら「できてますよ」と答えた。「正式なことは何もありませんが、じっと仕事をしていますから。パンデミックの間も働いています」。Yahoo!によると、『アントマン』第3作は「2022年公開の計画」とのこと。『キャプテン・マーベル2(仮題)』が2022年7月に米国公開予定と発表されているが、その次に『アントマン』が控えているということか。正式発表が待たれる。
なお、監督によると、次回作でも『アントマン&ワスプ』と同じく、アントマン/スコット・ラング(ポール・ラッド)とワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン(エヴァンジェリン・リリー)が揃って主役を張る模様。クレジットや登場時間について聞かれると、監督は「二人はパートナーですし、彼女(ホープ)はすごく重要な役割です」と答えたのだ。
「(『アントマン&ワスプ』は)正確に言って、女性ヒーローの名前がタイトルに入った初めてのマーベル映画です。僕はそのことにすごく満足していますし、あの映画ではバランスを取ることがとても大切でした。なぜなら(ヒーロー映画は)歴史的に言って、男性が活躍する場所というような側面が大きかったから。だけど今、非常に大きな変化が起きているんです。」
『アントマン』第3作にはポール・ラッドや、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラスが復帰する見込みで、監督にはシリーズ前2作のペイトン・リード監督が続投。脚本には、アニメ「リック・アンド・モーティ」やマーベル・コミック、アカデミー賞授賞式などの経歴を持つジェフ・ラブネスが新たに加わった。
Source: Yahoo!