Menu
(0)

Search

『アントマン』第3作、娘役キャスト変更に『アベンジャーズ/エンドゲーム』女優がコメント ─ 「将来、別の役を演じられたら」

https://www.instagram.com/p/BxH7oMnHJpj/

『アントマン』シリーズの第3作、『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題:Ant-man And The Wasp Quantumania)』では、マーベル・シネマティック・ユニバースには珍しい“配役変更”が起こる。アントマン/スコット・ラング(演:ポール・ラッド)の娘であるキャシー・ラング役に、『名探偵ピカチュウ』(2019)のキャスリン・ニュートンが起用されたのだ。

『アントマン』(2015)『アントマン&ワスプ』(2018)では幼い少女だったキャシーは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で成長し、ティーンエイジャーとして登場。このたび、『エンドゲーム』でキャシーを演じた女優エマ・ファーマンが再キャスティングにTwitterでコメントした。

エマはファンから寄せられたメッセージに対し、「みなさんのサポートに感謝します。私にとってかけがえのないものです」と謝意を述べた。キャシー役の再キャスティングについて、エマに事前の通知はなかったようで、「みなさんと同じで、ニュースを聞いた時は悲しく思いました」と記している。

「将来的に、MCUで違う役柄を演じられることを望むほかありません。MCUに参加できたこと、史上最大の映画に出演できたことへの感謝の気持ちを忘れることはないでしょう。一人の女優であることに、私は今も一番の情熱を抱いています。自分にどんな未来が待っているのかが楽しみでなりません。」

マーベル・スタジオはキャシー役の配役変更について理由を明かしていないため、その背景はわからない。エマは2001年生まれ、新たに起用されたキャスリンは1997年生まれだが、4歳という年齢差に意味があるのか。一方のキャスリンは、『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』への出演を告知する際、Instagramにて「昨日の夜、スーパーヒーローになる夢を見ました」と投稿。もしもキャシーが次回作にヒーローとして登場するのであれば、過去作品より大幅に出番が増加することも考えられるだろう。女優としての知名度やスキルを考慮しての再キャスティング、という可能性もある。

『名探偵ピカチュウ』ジャパンプレミア
新キャストのキャスリン・ニュートン ©THE RIVER

『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』にはアントマン役のポール・ラッド、ワスプ役のエヴァンジェリン・リリー、ピム博士役のマイケル・ダグラス、初代ワスプ役のミシェル・ファイファーが復帰するほか、新キャストとしてキャスリンのほか、征服者カーン役で『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』(2020)のジョナサン・メジャースが登場する。監督はシリーズ前2作のペイトン・リード、脚本は「リック・アンド・モーティ」などのジェフ・ラブネス。撮影は2021年春に開始予定。

あわせて読みたい

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly