『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』撮影は「半分を超えたところ」─ ワスプ役が脚本の感想語る「ようやく彼女を理解できた」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)による『アントマン』シリーズ最新作、『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア(原題)』の撮影がどうやら半分を超えた状況にあるようだ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の物語を描く本作の撮影は、2021年7月下旬より開始されており、イギリス・ロンドンにて現在実施中だ。3ヶ月近くに渡り撮影が続いている中、このたびエヴァンジェリン・リリー(ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役)が、「ちょうど半分を超えたところです」と進捗を明かしている。つまり、2022年1月頃に終了するということだろう。
The Hollwood Reporterのインタビューにてリリーは、本作の撮影状況のほか、「リック・アンド・モーティ」(2013-)のジェフ・ラブネスによる脚本の感想についても語っており、「ある種の発見がありました」という。これまでの二作品に引き続き監督を続投するペイトン・リードに、「“ようやく彼女について理解が出来ました”」と言ったようだ。
ホープ・ヴァン・ダインといえば、アントマンとワスプのスーツを創り出した天才科学者の娘で、アントマンをパートナーとしてこれまで戦いに参加してきた。『アントマン』シリーズのほかには、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にも登場している。そんな彼女を演じるリリーは、「“これで理解した気がする”と思いました」という。
「だから、撮影が終了したとき、そしてその映画を実際に観たときに、その違いがわかるようにしたいと思っています。ただ、ほかの人にはわからないかもしれません。ハッタリが上手なので。もちろん私はその違いを認識しています。今回の映画では、自分でその違いを見て、“これまでよりも彼女を上手に扱っていた”と感じられるといいですね。それが私の目標で、希望です。」
脚本家のラブネスについてリリーは、以前にも「これまでの中で最も素晴らしい脚本家のひとり」としながら、「この作品はとても特別なものになると思っています。今までで最高の作品になりうる可能性を秘めています」と称賛していた。作品への期待が高まるばかりだ。
第3作には、エヴァンジェリン・リリーのほか、主演のポール・ラッド、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファーら、オリジナル・キャストが揃って復帰。新キャストとしては、ジョナサン・メジャーズがヴィランのカーン役、『ザ・スイッチ』(2020)などのキャスリン・ニュートンがキャシー役を演じる。
映画『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』は、2023年2月17日に米公開予定。
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Source: The Hollwood Reporter