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「エージェント・オブ・シールド」フィル・コールソン役俳優、シーズン6では別人を演じる ─ 「去ろうとすると毎回引き戻される」

エージェント・オブ・シールド
© 2016 MARVEL

映画『アベンジャーズ』(2012)やドラマ「エージェント・オブ・シールド」(2013-)でS.H.I.E.L.D.エージェントのフィル・コールソンを演じてきた俳優クラーク・グレッグが、「エージェント・オブ・シールド」シーズン6で新たな役柄を演じることがわかった。米Marvel Entertainmentのインタビューにて、クラーク本人が明かしている。

この記事には、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」のネタバレが含まれています。

エージェント・オブ・シールド
(C) 2016 MARVEL

フィル・コールソンは二度死ぬ

2019年1月下旬、「エージェント・オブ・シールド」シーズン6の速報映像が米国にて公開された。その冒頭には、シーズン5のラストでS.H.I.E.L.D.を去ってタヒチへと向かったコールソンが死亡していたことが明かされている。『アベンジャーズ』でロキによって命を奪われてしまったコールソンは、こうして“二度目の死”を迎えたのだ。ところが映像の最後には、黒いコスチュームに身を包んだコールソンが姿を現していて……。

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今回のインタビューで、クラークは「エージェント・オブ・シールド」シーズン6への出演について「ものすごく変な感じですよ」と語っている。

「コールソンという役柄や人格はつねに進化していて、脚本家のみなさんがつねに新しい一面を与えてくれています。それが、いきなりすべてが変わってしまって、いつのまにやら非常に謎めいた人物を演じている。フィル・コールソンではない人物を。あれが誰なのか、なぜこんな見た目をしているのかという謎は鮮やかに描ききられます。演じられて本当に幸運ですよ。」

「エージェント・オブ・シールド」シーズン6のストーリーは、多くのマーベル作品と同じく謎に包まれている。もちろん、クラークが演じている人物が誰なのかという手がかりは一切与えられないままだ。

ちなみにクラークは『アベンジャーズ』で退場してから「エージェント・オブ・シールド」に出演。同作のシーズン5を経て、1995年を舞台とする映画『キャプテン・マーベル』(2019年3月15日公開)ではフィル・コールソンとして7年ぶりのスクリーン復帰を果たす。そして、再び「エージェント・オブ・シールド」シーズン6に登場するのだ。クラークは「僕が(ユニバースを)去ろうとすると、毎回引き戻されるんですよね」と笑う。

「彼(コールソン)はマーベル・ユニバースの接着剤みたいな存在だ、とよく言われるんです。でも僕はもう、彼はマーベル・ユニバースにいるゴキブリなんだと思ってます(笑)。この世界ではあらゆることが起こりうるでしょう。(サノスの)指パッチンとか、いろいろね。それでも彼は殺せない、まだそのへんにいるんですよ(笑)。」

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」シーズン6は2019年夏に米国放送予定。すでにシーズン7の製作も決定している。

Source: Marvel

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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