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Apple映像配信サービス「Apple TV+」11月1日サービス開始、日本でも同時スタート ─ ジェイソン・モモア主演ドラマ「SEE 暗闇の世界」予告編も公開

米Appleが放つ映像配信サービス「Apple TV+」が、2019年11月1日(金)に、日本を含む世界100以上の国と地域でサービス開始となる

世界初、提供コンテンツがすべてオリジナル作品という本サービスは、iPhone、iPad、Apple TV、iPod touch、Mac対応の「Apple TV」アプリケーションをはじめとする多くのプラットフォームで体験することが可能。価格は月額600円、7日間の無料トライアルも用意される。さらにiPhone、iPad、Apple TV、Mac、iPod touchを購入すると、Apple TV+を1年間無料で楽しめるという。

すでにApple TV+は、サービスの幕開けを飾るコンテンツをいくつも発表済み。『アクアマン』(2018)で知られるジェイソン・モモア主演ドラマ「See ~暗闇の世界~」は、600年後の未来を舞台に、ウイルスで人類の10分の1が死滅し、残された人々が盲目になった後の世界を描く。脚本は『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』(2013)「ピーキー・ブラインダーズ」(2013-)のスティーヴン・ナイト、監督は『ハンガーゲーム』シリーズのフランシス・ローレンスが務める。このたび予告編も公開された。

リーズ・ウィザースプーンとジェニファー・アニストンが出演&製作総指揮を務め、スティーブ・カレルが出演するドラマ「ザ・モーニングショー」では、ニュース番組の舞台裏で起こる激しい争いが描かれる。さわやかな朝をお届けする番組の背景には、人間のエゴや野心、権力闘争が渦巻いている……。

『バンブルビー』(2018)のヘイリー・スタインフェルドが主演を務める「ディキンスン ~若き女性詩人の憂鬱~」は、大人向けのブラックコメディ。社会や性別、家族などの中で受けるさまざまな制約が、反骨心ある若い詩人エミリー・ディキンスンの目線から描かれる。なおApple TV+の日本版サイトでは、これらの予告編映像に日本語字幕が付いたものが配信されている。

また、Apple TV+で今後配信される注目作には、『ミスター・ガラス』(2019)M・ナイト・シャマラン監督のサイコスリラー「サーヴァント ~ターナー家の子守~」、『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)オクタヴィア・スペンサーと「ブレイキング・バッド」(2008-2013)アーロン・ポール共演の実話スリラー「真相 – Truth Be Told」、アンソニー・マッキー&サミュエル・L・ジャクソン主演『The Banker(原題)』などがある。

さらに、今回の発表には含まれなかったが、クリス・エヴァンス主演・製作の法廷サスペンス「Defending Jacob(原題)」、鬼才テリー・ギリアムの代表作『バンデットQ』(1981)を『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のタイカ・ワイティティ監督がドラマ化する「Time Bandits(原題)」、『ラ・ラ・ランド』(2016)『ファースト・マン』(2018)のデイミアン・チャゼル監督によるドラマシリーズ(タイトル未定)なども待機中。いぶし銀ながら、映画・ドラマファンの心に刺さるラインナップが控えているわけだ。

2019年11月1日(金)のサービス開始時には、ほとんどのシリーズ作品が3話ぶん配信され、その後はエピソードが毎週1話ずつ追加されていく予定(一部の作品は全話一挙配信)。作品には約40の言語に対応した字幕と吹き替え版、中には聴覚障害者向けのSDH(Subtitles for the Deaf and Hard-of-Hearing)、あるいはクローズドキャプションが含まれる作品もあるという。

Apple TVアプリケーションは、Samsungの一部スマートテレビや、Amazon Fire TV、LG、Roku、Sony、VIZIOなどにも今後対応予定。サービスへの登録とオリジナル作品の視聴はウェブサイトでも可能だ。

米Appleの映像配信サービス「Apple TV+」は2019年11月1日(金)サービス開始。詳細は公式サイトをチェックして!

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Source: Apple

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。