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『アクアマン』海外レビューで大絶賛の声続々 ― 「『ブラックパンサー』に並ぶ」「『ダークナイト』以来最高のDC映画」

ジャスティス・リーグ
© JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

— Paul Shirey (@arcticninjapaul) 2018年11月26日

ポール・シャイリー氏(Joblo.com)

「手短かつ潔い感想は“大好き”。最高のアクションと印象的な場面、視覚的なスペクタクルによる徹底されたコミック映画でした。モモアは役柄を自分のものにしており、ワンは歴史的な側面に敬意を払いながら現代的に仕上げている。すごく良かった!

こう書くと批判を受けることになるでしょうが、『アクアマン』はDCが作った史上最高のマーベル映画です。マーベルの方法を真似ているという意味ではなく、何が大切な映画なのか、何を売りにしている映画なのか、誰にアピールしている映画なのかを理解しているように思いました。アイデンティティの危機はまったくありません。」

ピーター・シレッタ氏(/Film)

「予想以上によかった。良い意味でマーベル(・シネマティック・ユニバース)のフェーズ1のよう。楽しく、シリアスになりすぎないのがすごくいい。ブラックマンタは素晴らしいヴィランで、コミックファンは大好きになるでしょう。目を見張るショット、良いアクションシーンもあります。第三幕の戦闘は典型的なコミック映画の罠にも陥っていないし、驚くほど野心的です。[後略]」

「まぎれもなく唯一無二のオリジン・ムービー」

本記事では、最後に米ComicBook.comのブランドン・デイヴィス氏による感想をご紹介しておきたい。長年ヒーロー映画を追いかけてきた同氏の冷静な感想は、きっと本作の特徴をうまく捉えてくれているはずだ。

ブランドン・デイヴィス氏(ComicBook.com)

「『アクアマン』はすばらしい。まぎれもなく唯一無二の、スーパーヒーローのオリジン・ムービーをジェームズ・ワンは生み出した。壮大なファンタジーの領域へと時折踏み込むものの、“家族”と“発見”に根ざした作品です。作品世界は視覚的に見事で、アーサー・カリー役のジェイソン・モモアは全編カッコいい。ヤヒヤ・アブドゥル=マティーン2世(ブラックマンタ役)とパトリック・ウィルソン(オーシャンマスター)が突出している!

少し長く感じるところもありましたが、それは独自に作り上げられた世界を紐解くことに大きく関わっているもの。派手で、壮大で、ユニークかつスタイリッシュなアクションシーンが、説明過剰な部分とのバランスを取っています。映画はまだ公開されていませんが、ワン監督やモモア、共演者をもっと観たいと思います。」

映画『アクアマン』は2019年2月8日(金)全国ロードショー。日本公開まではもう少し時間を要するが、今から期待をめいっぱい膨らませておくことにしよう…!

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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