『アクアマン』米国公開、週末ランキングで首位発進! 世界興収まもなく5億ドル超え

DCコミックス原作映画『アクアマン』が2018年12月21日に米国公開を迎え、国内興行収入ランキングで第1位となったことがわかった。同日公開の『メリー・ポピンズ リターンズ』(2019年2月1日公開)や『バンブルビー』(2019年3月22日公開)を大きく引き離しての首位獲得は、アメリカでのヒーロー人気、コミック映画人気を改めて印象づける結果といえるだろう。
米Deadlineによれば、『アクアマン』は12月21~23日の3日間で米国興収6,740万ドルを記録。12月23日(米国時間)時点で、先行上映との累計額は7,210万ドルとなった。なお公開後3日間で6,740万ドルという数字は、事前にDeadlineが発表した予測値通りの成績である。同サイトは25日までに『アクアマン』は1億2,000万ドルを稼ぎ出すとの見通しを立てていたが、こちらも的中となるだろうか。
今回の報道によると、本作は米国で若い男性から特に大きな人気を集めているとのこと。劇場に足を運んだ観客の半分以上が男性、また60%以上が35歳未満だったという。また作品に対する観客の評価も高いようだ。
米国で“予想通り”の滑り出しを見せた『アクアマン』は、依然としてスマッシュヒットを続けている中国をはじめ、海外70市場でも優れた数字を示している。中国では21~23日の3日間で2,330万ドルを記録し、国内興収は2億3,280万ドルに到達。外国映画として史上第7位の成績となった。新たに公開を迎えた国々では、ヒーロー映画人気の著しい韓国で990万ドルを記録。続いてフランスの620万ドル、ブラジルの500万ドルが興収面で健闘を見せた。
12月23日(米国時間)時点で『アクアマン』は米国興収7,210万ドル、海外興収4億1,070万ドルを記録しており、全世界の累計興収は4億8,280万ドルに到達。なおDeadlineの予測では、米国時間の12月24日、すなわちクリスマスイブにも5億ドルの大台を突破するものとみられている。
映画『アクアマン』は2019年2月8日(金)全国ロードショー。
『アクアマン』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/aquaman/
Source: Box Office Mojo, Deadline(1, 2), Variety(1, 2)