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『アクアマン』続編、ジェイソン・モモアが脚本開発に参加 ─ ヴィラン・ブラックマンタの再登場も確定

アクアマン
(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM & cDC Comics”

DCコミックス原作、正統派海洋アドベンチャー映画として大ヒットを記録した『アクアマン』(2018)の続編企画が“水面下”で進行している。時間をかけて作品を織り上げるため、続編が米国で公開されるのは前作から4年越しとなる2022年12月。しかし米Esquireによれば、撮影そのものは2020年に開始されるという。正確な開始時期は不明だが、公開の約2年前から動き出すことで、余裕のあるスケジュールで製作を進める意向だろう。

前作に続いて主人公アーサー・カリー/アクアマンを演じるジェイソン・モモアは、続編の脚本開発にも参加したとのこと。大ヒットの立役者の一人であり、いまやトップスターへの仲間入りを果たした感のあるモモアは、自身のアイデアを携えてクリエイティブ・チームとの作業に加わったという。「大きな提案を持っていきましたよ。作品全体の計画を提案したら、気に入ってもらえたんです」

『アクアマン』を手がけたジェームズ・ワン監督は、ただいま新作ホラー映画の製作に入っており、続編に監督として復帰するかどうかは不明。プロデューサーとしての続投は決定しているが、ふたたびメガホンを取るかどうかは脚本の出来栄えにかかっているという。前作に登場した海洋種族「トレンチ」を描くスピンオフ映画『ザ・トレンチ(原題:The Trench)』でもプロデュースのみを担当する意向だ。

2019年10月現在、『アクアマン』続編のストーリーは不明。ただし前作でアクアマンと戦ったヴィランのひとり、デイビッド・ケイン/ブラックマンタは、やはり再び姿を見せることになるという。演じたヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が、米UPROXXのインタビューにて語った。

「『アクアマン2』は進んでいますよ。2022年には観られると思います。参加できるのが楽しみです。ブラックマンタは戻ってくるし、きっと前作以上に厄介なことをたくさん引き起こすでしょうね。」

ホアキン・フェニックス主演『ジョーカー』が世界を席巻する大ヒットを巻き起こしている今、DC映画の今後にはさらなる期待が高まっている。『アクアマン』続編の公開以前には、すでに『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』(2020年3月20日公開)、『ワンダーウーマン 1984(原題:Wonder Woman 1984)』、ロバート・パティンソン主演『ザ・バットマン(原題:The Batman)』、ジェームズ・ガン監督版『ザ・スーサイド・スクワッド(原題:The Suicide Squad)』、そして『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』が公開される見込みなのだ。これだけの作品を経た頃には、きっと『アクアマン』にもより高いハードルが設けられることになるだろう。今後の情報にも期待しよう。

映画『アクアマン2(仮題)』は2022年12月16日に米国公開予定

DC映画ユニバースの「これまで」と「これから」

Sources: Esquire, UPROXX

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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