ジェームズ・ワン、「ザ・ボーイズ」脚本家&「ストレンジャー・シングス」監督タッグの超常現象ホラーをプロデュース

『ソウ』『死霊館』シリーズ生みの親であるジェームズ・ワンが、超常現象ホラー・シリーズ「Archive 81(原題)」の製作総指揮に就任することがわかった。米Deadlineが報じている。
「Archive 81」は、「ザ・ボーイズ」(2019-)脚本・製作のレベッカ・ソネンシャインがショーランナーを務めるNetflixの新シリーズ。全8話のうちの半分を、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)の監督を務めるレベッカ・トーマスが手掛けるという。
物語の主人公は、傷ありのビデオテープを修復する職につく記録保管員のダン・ターナー。ある日、1994年撮影のビデオコレクションから、ドキュメンタリー製作者の女性メロディ・ペンドラスの作品を復元していたターナーは、彼女が行った危険なカルト集団の調査を発見する。メロディの物語に引き込まれていくダン。次第に、メロディが25年前に直面した恐怖の結末から彼女を救えるのでは、という確信を持ち始めていく。
ジェームズ・ワンの参加とあわせて、メインキャストも発表。ダン役に『ジュラシック・ワールド:ドミニオン(原題:Jurussic World : Dominion)』(2022年米公開予定)のママドゥ・アティエ、メロディ役に「オルタード・カーボン」(2018-2020)ダイナ・シハービの出演が決定した。
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本シリーズは、ファウンド・フッテージ※形式の同名ポッドキャストに大まかな着想を得たという。『エミリー・ローズ』(2005)などのポール・ハリス・ボードマンが、ソネンシャインと共に脚本を務める。ワンのほか製作総指揮には、ソネンシャイン、トーマス、ボードマンが就任している。ポッドキャスト版を手掛けたマーク・ソリンジャーとダニエル・パウエルも製作として参加するとのことだ。
※撮影者が行方不明等の為に埋もれていた映像、という設定のフィクション作品。
ワンは本シリーズのほか、米ユニバーサルの新作モンスター映画で製作に就任。また、製作・脚本を務めた『死霊館』シリーズ最新作『The Conjuring, subtitled The Devil Made Me Do It(原題)』の米公開を2021年6月4日に控えている。
Source: Deadline