『君の名前で僕を呼んで』アーミー・ハマー、『オリエント急行殺人事件』続編に主要な役で出演決定 ─ ケネス・ブラナーが名探偵ポアロ役を続投

『君の名前で僕を呼んで』(2017)や『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015)のアーミー・ハマーが、アガサ・クリスティー原作ミステリーの実写化『ナイルに死す(邦題未定、原題:Death on the Nile)』に男性側の主人公として出演することが決定した。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

アガサ・クリスティー著の原作で舞台となるのは、ナイル川を遡る豪華客船。たまたま休暇でエジプトを訪れていた名探偵エルキュール・ポアロは、三角関係のもつれが原因で起きたと思われる船上での殺人事件の捜査に乗り出す。こちらは『ナイル殺人事件』として1978年にも実写映画化されており、本作が二度目の映画化だ。
今回の実写化は2017年12月に公開された映画『オリエント急行殺人事件』の続編で、同作に引き続き監督にケネス・ブラナー、脚本家にはマイケル・グリーンが起用されている。ハマーが何役で出演するかは現時点で明らかになっていないものの、男性側の主人公を演じるということで、スクリーン上で大きな活躍を見せてくれることは間違いないだろう。

また、このたびケネス・ブラナーが『オリエント急行殺人事件』に引き続き名探偵ポアロ役を続投することが正式に明らかになった。ハマーとブラナーの他、本作に出演するのは『ワンダーウーマン』(2017)のガル・ガドット。ガドットは、豪華客船に新婚旅行で乗船していた大富豪の娘リネット・リッジウェイ・ドイルを演じるとされている。
ハマーの次回作は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)のフェリシティ・ジョーンズと共演する『On the Basis of Sex(原題)』。他にも、出演する2008年のムンバイ同時多発テロを舞台にした『ホテル・ムンバイ(邦題未定、原題:Hotel Mumbai)』と、『アンダー・ザ・シャドウ』(2016)のババック・アンバリ監督によるタイトル不明の映画が、全米公開を2019年に控えている。
『ナイルに死す(邦題未定、原題:Death on the Nile)』は2019年半ばに撮影開始、2019年12月20日に全米公開を予定している。
Sources: Deadline, Variety
Eyecatch Image:Photo by Gage Skidmore