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『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』9月25日公開決定 ─ オアシス解散、兄ノエルとの対立とらえた貴重映像

Liam Gallagher: As It Was(原題)
© 2019 WARNER MUSIC UK LIMITED

イギリスのロックバンド「オアシス」のメンバー、リアム・ギャラガーを追うドキュメンタリー映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』の日本公開日が2020年9月25日(金)に決定した。当初は7月3日に公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公開延期となっていた。

このたび、リアム・ギャラガーのオアシス時代からソロミュージシャンとしての復活までにフォーカスした本作より、オアシス解散の一部始終を収めた本編映像が到着。リアムとノエル、壮絶な兄弟喧嘩を関係者たちが語っている。

「何かがおかしいのは分かってた。バスも別々。楽屋から何からすべて別々だ。アルバムの出来も良くなくてオアシスは下降線をたどってた」。当時のバンドの雰囲気を述懐するのは、ギャラガー家の長男であるポール・ギャラガーだ。続いてオアシスのギタリスト、ボーンヘッドも「見てられなかった。2人のケンカは時に激しい取っ組み合いになった」と壮絶な喧嘩を振り返る。

一方、当事者のリアムは互いのギターを破壊しあった過去をあっけらかんと話している。「奴は人からもらった俺のギターを叩き割った。で俺も奴のギターをブッ壊した」。また、客席を満員にしながらも“バンド内の口論”という前代未聞の理由でライブが中止となった衝撃映像も。「ロックンロールは?自分らしくあることだ」「ロックンロールは音楽なんだよ!音楽!」。リアムとノエルは激しく対立し、すれ違っていく。

『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』

リアム・ギャラガーは、1991年に結成され、94年の1stアルバム「Definitely Maybe」から英国ロックシーンの先頭を走り続けてきた「オアシス」の元フロントマン。メンバーである実兄ノエル・ギャラガーとの確執が表面化し、2009年にオアシスを脱退した。実質的な解散を経て、同年にはリアムをフロントマンにしたバンド「ビーディ・アイ」を結成するが、こちらも2014年に解散。3年を経て、再起を賭けてソロミュージシャンとして活動を再開した。1stアルバム「As You Were/アズ・ユー・ワー」は全英1位を獲得、世界30万枚以上の売り上げを記録。その才能を知らしめる完全復活を果たした。

本作『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』は、リアム・ギャラガーのバンド時代からソロミュージシャンとしての復活を追いかけたドキュメンタリー。オアシスの成功によってスターダムにのしあがる反面、リアムは破天荒でスキャンダラスな行動ゆえにバッシングを受け、さらに兄弟の確執によってバンドは解散。その成功と挫折、苦悩からの復活をありのままに映し、彼の素顔に迫る。

映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』は2020年9月25日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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