『アバター』続編が公開延期、5作目は2031年米公開 ─ 1作目から22年越し

ジェームズ・キャメロン監督による『アバター』シリーズ続編の米公開予定が延期されたことがわかった。米ディズニーは全米脚本家組合のストライキ状況を鑑みて、『アバター』を含む複数作品の延期を発表した。
シリーズ第2弾となった『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に続く続編は、第5作目までの予定が伝えられていた。3作目は約1年の、4作目と5作目は約3年の延期となった。5作目の公開予定は2031年12月と遠い。1作目『アバター』が2009年の公開だったので、実に22年もの歳月をかけてのシリーズ完結となる。
公開予定の変動について、以下の表にまとめた。
旧US公開予定 | 新US公開予定 | 変動 | |
アバター3 | 2024年12月20日 | 2025年12月19日 | 約1年 |
アバター4 | 2026年12月18日 | 2029年12月21日 | 約3年 |
アバター5 | 2028年12月22日 | 2031年12月19日 | 約3年 |
シリーズのプロデューサー、ジョン・ランドーはTwitterで延期についてコメント。「『アバター』各作品はエキサイティングでありながら壮大なプロジェクトであり、我々フィルムメーカーが目指すレベル、そして観客が期待するレベルに到達するまでには時間を要します。我々は懸命に働いており、2025年12月に観客をパンドラに呼び戻すことを待ち遠しく思います」と第3作の新日程に向けて気合を込めた。
Each Avatar film is an exciting but epic undertaking that takes time to bring to the quality level we as filmmakers strive for and audiences have come to expect. The team is hard at work and can’t wait to bring audiences back to Pandora in December 2025. pic.twitter.com/DrFX01qzTa
— Jon Landau (@jonlandau) June 13, 2023
水がテーマとなった『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』とは一転、3作目は「火」がテーマ。邪悪な側面を持つナヴィ族「アッシュ・ピープル」が登場する。4作目では大きなタイムジャンプがあり、5作目は地球が舞台となることもわかっている。