『アバター』続編、カニ型潜水艇のコンセプトアート公開 ─ プロデューサー「新しい乗り物がたくさん登場」と予告

巨匠ジェームズ・キャメロン監督が手がける『アバター』(2009)続編シリーズで新たに登場する潜水艦CET-OPSのコンセプトアートが、プロデューサーを務めるジョン・ランドーにより公開された。
「クラブスーツ(The Crabsuit)…人間主導の多機能な潜水艇。『アバター』続編シリーズでは、RDA社の新しい乗り物がたくさん登場するんです。私もひとつ欲しい!」
前作『アバター』では、惑星パンドラに住むナヴィ族との接触を図る「アバター計画」を率いたRDA社の宇宙船や航空機、ロボット兵器など、様々な乗り物が登場。今回ランドーが記している「人間主導の」というのは、前作でマイルズ大佐(スティーブン・ラング)が駆使した陸上兵器AMPスーツのように、操縦する人物の動きとリンクするタイプのロボットだと思われる。公開された「クラブスーツ」は、ハサミや脚が再現された文字通りカニ型の外観デザインで、水陸両用仕様となっている模様だ。
続編シリーズでは、故郷を追い出されてしまい、パンドラの違う地域を旅することになるサリーやナヴィ族が描かれることになる。こうした中、舞台は陸地だけに留まらず、「水上や水辺、水中」になることがランドーより明かされていた。その為、「クラブスーツ」のような潜水艇が続編シリーズで登場するのは必然とも言えるだろう。また、近未来を思わせるデザイン・機能などで観客を魅了したRDA社の乗り物が、続編シリーズで「たくさん登場する」とランドーも予告しているように、期待が高まるばかりだ。
2020年3月中旬に新型コロナウイルスの影響により中断されていた続編シリーズの撮影は、6月中旬よりニュージーランドにて再開されている。出演者には、サム・ワーシントンやゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラングらが続投。新たに『タイタニック』(1997)でキャメロン監督とタッグを組んだケイト・ウィンスレット、『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼルらが加わる。
映画『アバター』続編シリーズは、第2作が2022年12月16日に、第3作が2024年12月20日に、第4作が2026年12月18日に、第5作が2028年12月22日に米国公開予定。
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