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『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』には「世界最高の息止めの専門家」が参加、ゾーイ・サルダナも水中5分息止めに成功

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
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『アバター』続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』出演俳優がまたもや長時間の息止めにチャレンジしていたようだ。シガニー・ウィーバーケイト・ウィンスレットと、同作に出演する2大女優に次いで、ネイティリ役ゾーイ・サルダナも水中で5分間の息止めに成功していたことを米The New York Timesのインタビューで明かしている。

サブタイトルの「ウェイ・オブ・ウォーター」が示すように、水上、水辺、水中がこのシリーズ続編の肝となる。監督、脚本、製作、編集と務めるジェームズ・キャメロンは、キャスト陣がより長く水中の撮影に耐えうるようにと「世界最高の息止めスペシャリスト」を起用し訓練をさせているのだ。

サルダナはインタビューで「私もかなり拮抗しましたよ。でもオスカー女優(ケイト・ウィンスレットのこと)がいますからね。彼女は7分です。私は5分ですが、偉業でしょう」と自己記録を語っている。キャメロンはサルダナを「5分でも十分すごいですよ」と讃えているが、監督から見ても7分14秒と驚異的な数字を達成したケイト・ウィンスレットは特筆すべきものであり、また必然でもあったようだ。

「ケイトは準備の鬼なんです。役作りのためにフリーダイビングを必死で習得していました。ケイトの役は水中で育ったという設定なので、森に生息するナヴィ族とは身体的に異なるのです。だから彼女は水中でも極めて落ち着いていなくてはならず、自然に見えるというわけです。」

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は水中シーンの多くを巨大なタンクの中で撮影した。このこだわりについてキャメロンは、「西部劇を撮るなら、馬の乗り方を学ぶわけでしょう」と話す。サム(・ワーシントン)はサーファーだと知っていたけど、シガニーやゾーイたちは海に面した地方の出身ではないことが分かっていました。だから何が必要なのかピンときて、世界最高の息止めスペシャリストについてもらうことにしたのです」と語っている。

水中の息止めといえば、トム・クルーズは『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』潜水シーンのために6分間息を止めながらのアクションを完遂。一般人には到底叶わない芸当だが、強いプロフェッショナル魂を抱くハリウッド俳優たちにとっては、困難であればあるほど挑戦に値するものなのかもしれない。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は2022年12月16日公開。

Source:Variety

Writer

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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