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トム・クルーズ、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』潜水シーンのために6分間息を止める訓練受けていた

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ジャパンプレミア トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ヘンリー・カヴィル、クリストファー・マッカリー監督
©THE RIVER

人気スパイ・アクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズでは毎回、主演のトム・クルーズ本人による度肝を抜く大胆なアクション・シーンが展開される。シリーズ第5作ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015)の見せ場のひとつは、トムが水面下のトーラス(円環)に潜り込み、水中ミッションに挑むシーンだ。

謎の犯罪組織シンジケートの目論見を阻止するため、トム演じるイーサンとレベッカ・ファーガソン演じるイルサが、極秘情報ファイルを発電所の地下から入手しようと試みる。ここでトムは、スタントなしで潜水アクションに挑んでいるのだ。同シーン撮影の裏側を捉えた以下の映像では、過酷な撮影を行うトムの姿や潜水訓練に励むトムを固唾を呑んで見守る現場の様子が映し出されている。

映像内のインタビューで、トムは「水中でのシーンだと、普通の人は最大でも10〜15秒くらいしか息は続きません」と淡々と語っている。そのとおり、一般人であればそれくらいの時間は息を止められるであろう。しかし、トムはこの水中シーンの撮影で、なんと6分以上ものあいだ息を止めながらのアクションをやってのけたのだ。

常人であれば“絶対に不可能”とも思える危険なアクションにスタントなしで挑むことを、制作陣や専門家たちに説得するために、トムは“自分は最大6分30秒間息を止められる”ということを証明しようと試みたのだとか。「ちゃんと安全であることを分かってもらわなければなりませんでした。安全責任者の方々には、安全性だけじゃなく、僕自身が息を止める方法を知っていた方が良いんだということを示す必要があったんです」とトムは振り返る。「そうすれば僕はリラックスできるから」と言うトム。6分間息を止めて水中アクションをこなしながら「リラックスできる」と言ってのけられるのは、トム・クルーズくらいである。

本作で潜水訓練を担当したフリーダイビング専門家のカーク・クラック氏によると、トムは軍隊などで用いられる呼吸停止の特別プログラムを受けたそうだ。「極限状況下でも息を止める能力を鍛えようとしたんです」とクラック氏は語っている。6分間の潜水を終え、水面から顔を上げた直後のトムの様子を見れば、その挑戦の過酷さは一目瞭然だろう。マッカリー監督もこのシーンを歴代シリーズで行われた最も危険なアクションシーンのトップ5に挙げているほどだ。「撮影終了後のトムは、身体的にも精神的にもかなり疲弊しており、全身に痛みを感じていました」とマッカリー監督。「彼にとって(水中でのアクションシーンは)かなり身体をすり減らすものだったんですよ。」

『ローグ・ネイション』の撮影が行われていた2014年当時、トムは52歳。その3年後の55歳に『フォールアウト』でのアクションにも挑んでいるというから、トムのよりハイレベルなアクションへの追求はとどまるところを知らない。ちなみに、トムは現在、実業家イーロン・マスク率いる宇宙開発企業SpaceXと共に、宇宙でのアクション映画製作を計画している

Source: The New York Times

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。

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