『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』海外最速レビュー ─「シリーズ最高傑作」「映画史的偉業」「ジェームズ・キャメロンを信じろ」

ジェームズ・キャメロン監督による『アバター』シリーズ最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の最速レビューが米国より到着した。
“アバター”となった元海兵隊員ジェイク・サリー(サム・ワーシントン)と、ナヴィのネイティリ(ゾーイ・サルダナ)は、家族となって侵略をもくろむ人類と戦ってきた。前作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)では最愛の息子を失うという犠牲を伴ったが、今回は惑星パンドラの支配を狙うアッシュ族のヴァラン(ウーナ・チャップリン)、そして因縁の宿敵クオリッチ(スティーブン・ラング)と対峙し、かつてない“炎の決戦”に臨む。
シリーズ全5部作の折り返しとなる本作で、キャメロンはいかに重厚な物語と映像表現を見せてくれるのか。いち早く本作を観た評者から、興奮と感動の声が届いている。
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』最速感想レビューコメント
「驚異的な映画体験です。過去3作で最もスケールの大きい──アクション満載、驚愕の映像美、そして家族やレガシー、サバイバルという豊かなテーマ。火、水、空気、そして大地を映画の細部にまで織り込む手つきもすばらしく、これぞブロックバスター映画の真髄です。
サリーたち一家が理想の家族像のため葛藤する物語のなか、3本の映画をひとつにまとめているのが素晴らしい。大切なのは“何を信じるか”よりも“誰を信じるか”。まるで3部作の完結編のようでありながら、未来への扉も開かれています。堂々たる感動のクライマックスは、ジェームズ・キャメロンの真骨頂であるスケール感、温かみ、そして圧倒的な映画的野心を際立たせています。」(Eric Davis)
「圧巻。壮大なスケールで描かれる叙事詩で、キャラクターと世界観が驚くべき成果をあげている。これほどの大作でありながら、ストーリーとビジュアルにおいて大胆なSF作品であることがうれしい。これまでで最高の作品だ。」(Bill Bria)
「映画史に残る偉業です。驚異的で、限界を拡張するビジュアルに加えて、心を揺さぶる言葉と感動的な描写に満ちた物語のとりこになりました。まぎれもなく最高の『アバター』映画。壮大で、野心的で、心温まる作品です。必見。」(The HoloFiles)

「『アバター』シリーズの魔法のような魅力がずっと残っています。もっとオリジナルな表現をしたかったのですが、まさにこの言葉がぴったり。『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』はまさにライド・アトラクションのよう。あっという間にパンドラの世界に引き戻され、物語に引き込まれると、あらゆる側面が複雑になってゆくのが明らかになるのです。」(Perri Nemiroff)
「ジェームズ・キャメロンを信じろ。広大かつ野心的、そしてゴージャスなアドベンチャー。ウーナ・チャップリンは最高の新キャラクターで、象徴的かつ面白く、彼女が率いるアッシュ族も見事でした。キャメロンは革新的でトリッピーなシーンとともに、シリーズのビジュアルの可能性をさらに広げています。」(Cody)
「実に良いジェームズ・キャメロン映画! ほかに知るべきことがあるだろうか? 最高の映画館で、3Dで観てください。確実にぶっ飛ばされるから。これぞジェームズ・キャメロンの仕事。期待通りの美しさはもちろん、『アバター』史上最も強烈な作品。それから、クオリッチも今回は面白い。」(Chris Killian)
「シリーズ3作目にして、今もなおジェームズ・キャメロンの才能は健在。壮大なスペクタクルを感情に訴えながら彩っている。壮大なサーガで、大胆かつ鮮やか、あらゆる部分が素晴らしい。こういう作品のために映画館はあるのです。パヤカンは相変わらず私のお気に入りですが、今回のMVPはヴァラン。」(Courtney Howard)
「『アバター』史上もっとも大規模で、重厚で、最も壮大。『ウェイ・オブ・ウォーター』パート2のようで、上映時間の多くが喪失の悲しみと戦争の余波に費やされている。今回は演技が心に残る。サム・ワーシントンとスティーブン・ラングはこれまで以上に素晴らしく、新登場のウーナ・チャップリンは愉快なほどぶっ飛んでいる。ゾーイ・サルダナは驚異的で、ネイティリを再び前面に押し出している。ジェームズ・キャメロンが奇妙で異様な脳を自由に働かせているので、過去3作で最も奇妙な作品かもしれない。その結果、物語のペースはぎこちなく、反復の印象を受けるかもしれないが、感情は激しく揺さぶられる。もちろん、いつも通りスペクタクルは圧倒的だ。」(Kevin L. Lee)

「『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を観た直後が最も楽しめる映画です。なぜなら、物語のパート2のように感じられるから。映像と音楽、演技の数々に圧倒されました。絶対にドルビー3D(1.85:1)で観るべきです! 信じられないほどの没入感です。」(Adam Hlaváč)
「ストーリー展開や見せ場には、“観たことがある”部分が多すぎるものの、それでも技術的かつ直感的に圧倒的な仕事ぶりです。メロドラマや緊迫感においても一切の手抜きがなく、ジェームズ・キャメロンが全力を注いだ壮大なスペクタクルは、まるで最終作であるかのよう。そう、『アバター』第3作は見事です。」(Scott Mendelsohn)
「ジェームズ・キャメロン版『スター・ウォーズ』かと思っていたら、彼にとっての『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作として確固たるものになりました(大絶賛)。キャメロンはアニメとビデオゲームからのインスピレーションを全面的に受け入れている。想像できるかぎり最高の(そして想像以上の)驚くほど過激なノンストップ・シリーズ。スティーブン・ラングが最高の仕事をして、クオリッチをシリーズ全体のMVPとしている。考えさせられること、解明すべきことはたくさんあるけれど、こういう経験こそが生涯の映画ファンを作るのだ。最高に爽快!」(Griffin Schiller)

映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は2025年12月19日(金)日米同時公開。


























