『アバター3』の新ヴィランはパンドラから出現か?キャメロン監督が示唆

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)の続編『アバター3(仮題)』に「新ヴィランが登場する」と、ジェームズ・キャメロン監督が予告している。
米The Directによると、2023年2月にカリフォルニア州バーバンクにあるウォルト・ディズニー・スタジオにて開催された『ウェイ・オブ・ウォーター』の上映会で、キャメロンが来場者の質問に回答。第2作で描かれたヴィランが話題になった際、監督が第3作で新たに登場するヴィランに言及し、「内部の世界にいる新しいヴィランのような、パンドラの誰かのようなね。すごく気に入るでしょう」とコメントした。それ以上の詳細には触れられていない。
以前にキャメロンは、「これまでナヴィ族の良い側面しか描いてきませんでしたから、違う側面から彼らを描きたい」と邪悪な側面を持つナヴィ族が現れると述べていたが、今回の発言で、惑星パンドラに暮らす先住民ナヴィ族の中から、新ヴィランが誕生する可能性を改めて示唆する形となった。
第3作では新ヴィランが初お目見えとなるようだが、第1作から「アバター計画」を主導した悪徳企業RDA社やクオリッチがいなくなるわけではないだろう。キャメロンは、『アバター』シリーズにおける悪役の在り方についてスーパーヒーロー映画と比較し、「『アバター』は作品ごとに新たなヴィランが登場するスーパーヒーローものではありません」、「シリーズ全体を通して1人の敵対者がいるんです」と語っていた。
なお第3作については、「灰の民」を意味するアッシュ・ピープルが新たに登場して「火」がテーマになること、海のメトカイナ族が再登場して「二組の夫婦の出来事」が描かれること、語り手がジェイクから息子ロアクに交代することも分かっている。
映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は公開中。第3作が2024年12月20日に、第4作が2026年12月18日に、第5作が2028年12月22日に米国公開となる予定が発表されている。
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Source:The Direct