『アバター4』すでに「第一幕ほぼ完成」 ─ 「続編ごとに新しい文化を紹介」、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に続く待機作

世界に映像革命を起こした映画『アバター』。2022年12月16日に満を持して日米同時公開となる待望の続編映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に続き、本シリーズは第5作まで製作が決定している。第2・3作の製作が同時進行していると伝えられていたが、2022年9月に早くも撮影開始されたという第4作の進捗状況をプロデューサーが報告している。
米Varietyによれば、2022年10月5日に開幕した釜山国際映画の記者会見にて、『アバター』シリーズでプロデューサーを務めるジョン・ランドーが以下のように明かした。
「『アバター4』の第一幕をほとんど完成させましたが、そうする必要があったのは段取り上の理由です。製作チームは『アバター4』のデザインの大部分を作りましたが、実際にはその全てを撮影したわけではありません。第一幕だけです。」
『アバター4』の米国公開日は2026年12月18日で4年以上も先になるが、ハイペースで準備が進んでいるようだ。
ランドーは同映画祭で、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』から15分間にわたる映像を披露し、続編で使われた最先端技術について言及。このパネルにジェームズ・キャメロン監督はリモートで参加し、第2作の根底にあるエコロジーのメッセージや、1秒あたりのフレーム数を上げるハイフレームレートのプロジェクションについて語ったという。
その後にランドーはメディアに対し、「5年前や8年前、9年前では、今日、皆さんに観て頂いたような映像を提供することはできなかったでしょう」とコメント。また、前作で描いたナヴィの文化を残しつつ、続編ごとに新しい文化を紹介するとも述べた。
まずは13年ぶりの続編、2022年12月16日に日米同時公開の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を楽しみに待ちたい。
Source:Variety